日本、世界からおもしろ記録ゾクゾク。2019「ギネス世界記録の日」

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2019/12/16

全世界の人たちが様々にユニークな挑戦を行い、日々新たな記録を更新し続けているギネスブック。パラパラと眺めながら読んでいるだけでも驚きに溢れる楽しい1冊ですが、いまもなお、多くの挑戦が行われ続けています。

この度、ギネスワールドレコーズジャパン株式会社が2019年11月14日に全世界にて、15年目となる「ギネス世界記録の日(Guinness World Records Day)」が開催されたことを発表しました。この機会に、ギネスブックについて知見を深めてみましょう。

世界一を目指して挑戦する人々を応援し、讃えるギネス世界記録の日

ギネスブックは、「ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれか?」という問いをきっかけに、1955年、とあるスポーツクラブの階上にある一室で世界一をまとめた1冊の書籍「ギネス世界記録」として産声をあげ、設立されました。

ギネス世界記録は、現在はロンドンに本社を置き、ニューヨーク、マイアミ、東京、北京、ドバイにオフィスがある世界的なブランドへと成長。いまでは書籍のみならず、テレビ、デジタルプラットフォーム、イベントなどあらゆるメディアを通じて、世界一の情報を発信しています。

あらゆる個人、家族、学校、団体、会社、地域、国などの人々に対して世界記録の情報を発信し、記録挑戦を通じて刺激となる存在になることを活動の目的としているギネス世界記録。

日本にも2010年にオフィスが開設され、日本語での申請受付や「町おこしニッポン」「匠ニッポン」などのプロジェクトが展開されています。

今回制定されることとなった「ギネス世界記録の日」に先駆けて、なんと日本で記録挑戦が行われました。挑戦したのは、中央区立月島第二小学校の児童とプロ縄跳びプレイヤーの生山ヒジキ氏です。

二重跳びの記録挑戦として、小学校に縄跳び教室を行ってきた生山氏の声掛けのもと、夏休み前から二重跳びの練習が行われ、1年生から6年生まで全学年のなかからの選抜メンバーと記録に挑戦。

結果、188人が連続して二重跳びを成功させたことが認められ、11月14日に公式認定員より記録が達成されたことが子どもたちの前で報告されるという、輝かしい功績を残しました。


そして、いままさに記録挑戦の最中なのが「Samurai Japan Project AKA Red Samurai」。サムライの姿で日本全国を横断するキックスクーターです。

キックスクーターで日本全国を周るその目的は、日本の景色を全世界にインスタグラムを通して紹介すること。

世界の人により興味をもってもらうため、世界に知られた日本の「サムライ」の姿をして旅をしています。この夏に北海道から出発した挑戦は、来年、沖縄で完結が予定されているそうです。

そのほかにも、フランスでは27歳40日のマチュー・トドワー(1991年12月4日生まれ)が、2019年1月13日に最年少で南極点・無補給単独徒歩到達を達成し記録認定されたり、UAEではNPO組織「#TeamAngelWolf」のニック・ワトソンが、息子リオを乗せたカヤックを引きながら5キロを2時間42分48秒で泳ぎ切り、記録を達成。

中国では宋健が黒竜江省・撫遠市をスクーターで出発し、64日間かけて2019年9月7日に新疆ウイグル自治区カシュガル地区に到達し、10087.2kmの移動が認められ記録達成。

オーストラリアではロイド・エドワード・コリアーとルイス・ポール・スネルグローブ(共にイギリス)がタンデム自転車で世界一周をした最速タイム(281日22時間)の記録を達成するなど、ユニークな挑戦がますます多くの歴史を塗り替え続けています。

書籍『ギネス世界記録』の発行数1億部到達を記念して誕生した「ギネス世界記録(R)の日」。世界一を目指して挑戦する人々を応援し、讃えることを目的に、今後も「ギネス世界記録(R)」の日を祝い、様々な挑戦が世界各国で行われていくとのこと。

世界中の偉業や驚きを登録、認定することを活動の基盤とするギネス世界記録は、人々の冒険心を刺激する存在。これからも目が離せません。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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