床もみじから水鏡まで。逆さまに映る秋の絶景「紅葉スポット」15選
「食欲の秋」や「読書の秋」など、秋の風物詩はたくさんありますが、なんといっても紅葉は外せませんよね。立ち並ぶ色とりどりの紅葉は見る人を夢中にさせますが、とくに水面などに反射した「逆さ紅葉」は一度見ると忘れられない絶景です。
そこで今回は床もみじから水鏡まで、秋がもっと好きになる日本全国の「紅葉のリフレクション」スポットをご紹介していきます。
目次
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
白金青い池/北海道美瑛町
まずは、北海道で見れる紅葉のリフレクションから。北海道美瑛町にある「白金青い池」では四季折々の美しい反射の絶景を楽しむことができます。ここで「逆さ紅葉」をゲットするときのポイントは2つ。
まず湖面が澄んでいる日に行くこと。雨が降ったあとは湖面が濁ってしまうため、当日だけでなく2〜3日前から天気に注意しておきましょう。
そして次に時間帯です。周辺は午前中に逆光になり湖面に影がさすため午後早く、もしくは美瑛町がおすすめしている風のない良く晴れた午前中がベスト。混雑を避けるためにも、朝一番などがよいかもしれませんね。
- スポット詳細記事
- >>>限りなく美しいブルー。北海道・美瑛「青い池」、その魅力とは
蔦沼/青森県十和田市
「蔦沼(つたぬま)」は青森県の奥入瀬渓流にある「蔦七沼」のひとつ。周りがブナの原生林に囲まれており、紅葉の美しさには定評があります。蔦沼での「逆さ紅葉」のポイントは3つ。
まず時期は、例年10月中旬〜下旬が見ごろとされています。次に時間帯は晴れの日の明け方であること。朝焼けで紅葉が映えます。そして風がないこと。水面が波立つと紅葉が映りません。もちろんこれらの条件がすべてそろわなくても、美しい景色を見ることはできますよ。
木戸池/長野県山ノ内町
「木戸池」は長野県の志賀高原にある池です。志賀高原のほぼ中心に位置しており、近くには昭和初期から続く木戸池温泉ホテルがあります。
池は透明度がとても高く、紅葉が水面に映る「逆さ紅葉」を見ることができ、紅葉の見ごろは例年9月下旬〜10月上旬です。蓮池にある山の駅から伸びている自然探勝コースではハイキングを楽しめます。
御射鹿池/長野県茅野市
八ヶ岳の西麓にある「御射鹿池(みしゃかいけ)」は、酸性が強いため魚が生息しておらず、とても澄んでいます。この酸性を好むチャツボミゴケが湖底に生えていて、映り込みの背景となっているのが特徴です。
そのため「逆さ紅葉」のスポットとして注目されています。紅葉の例年の見ごろは10月中旬から下旬、そして風がなく水面が「水鏡」になる早朝がおすすめです。
鏡池/長野県長野市
続いては、長野県の戸隠にある「鏡池」です。名前の通り、鏡のような映り込みの美しさが有名で、ベストショットを狙う訪問者が絶えません。
池のほとりには紅葉に加えて白樺がありますので、「逆さ白樺」もできます。また、アングルを工夫すると紅葉の背後にそびえる「戸隠連峰」も写真に収めることができますよ。