原宿の新トレンドに。朝8時スタートのカフェ&ヘアサロン「whyte」

Array
2020/01/15

原宿の竹下口を抜けた裏通りに佇んでいる「whyte(ホワイト)」。2018年8月にオープンし、1軒屋をリノベーションしたという建物には、美容室(ヘアサロン)にカフェが併設されています。

さらに朝8時からオープンするというユニークなサロンで、カフェではこだわりのサンドウィッチやドリンクを提供。今回はそんな新しいトレンドとなりそうな同店の魅力に迫ってみました。

朝8時から営業するユニークなヘアサロン「whyte」

image by:岡田すみえ

朝8時からと一般的なサロンに比べても、かなり早い時間に開店する、原宿の一軒家で開かれているヘアサロン「whyte」。同店はサロンスペースに加えて、サンドウィッチやコーヒーを提供するカフェも併設しています。

image by:岡田すみえ

ビーガンビューティーサロン”と“サスティナブル”をコンセプトに、シャンプーやカラー剤などの薬剤やプロダクトもすべて自然由来で、髪にも体にも優しいオーガニック製品を使っているのだとか。

image by:岡田すみえ

オーナーの浜本忠勝さんはお店のオープンとほぼ同時に、ビーガンプロダクトを認定する「国際ビーガンビューティー協会」を設立。心も体も自然体でいられるライフスタイルを、このサロンからさまざまな形で発信しているそうです。

業界内ではめずしい朝8時からのオープンについて、浜本さんはこう話してくれました。

「仕事や旅行で海外へ行くと、朝の7時、8時から営業しているカフェがとても多いんです。朝の時間を使って、コーヒーを飲んで朝食をとって仕事に向かうと、1日中気分がいいなと感じたし、カフェの雰囲気も良かったんです。だから自分が独立を考えたとき、自然とこのコンセプトが浮かんできました。

オーガニックやヴィーガンをコンセプトにして、カットやカラーだけではなく、ヘア以外のことも提案し、サロンもカフェみたいに気軽に立ち寄れる場所にできたらいいなと。朝8時にオープンして、さらにカフェも併設して、オーガニックなものを提案するサロンはほかにはないし、東京で新しいカルチャーを発信したいと思ったんです」

サロンスペース image by:岡田すみえ

そして実際にオープンしてみて、朝の時間帯の需要の多さがに気づいたのだとか。朝8時はかなり人気で、すぐに予約が埋まるほど。


「出勤前にここにきて、髪もキレイになって、朝食もとれる。さらに出勤前の方だけでなく、休日に早起きしてその日をスタートさせたいかた、休日の午後からの予定の前にいらっしゃるかたなど、みなさん朝の時間を有効に使われていますね」と、浜本さんは話します。

カフェには体に優しいサンドウィッチがずらり

カフェスペース image by:岡田すみえ

カフェで提供しているサンドウィッチは、オーガニックの野菜や無添加のパンなど、体に優しい素材を組みあわせて作ったヴェネチアンスタイルです。

image by:whyte

店内のイートインスペースで食べるのはもちろん、店外のカウンターからも気軽に購入することが可能。サンドウィッチは320円から400円くらいと、デイリーに利用できように価格が抑えられているのも嬉しいポイントですね。

浜本さんがメインメニューをサンドウィッチにしたのは、イートインでもテイクアウトでも手軽に食べられるからなんだとか。

image by:whyte

サンドウィッチはタマゴやハムチーズなどの定番や、フルーツサンドなど旬の素材を使ったものや、ミルク不使用のパンで作るヴィーガンサンドなど、毎日10種類ほどを販売しています。

「ヴィーガンといっても、肉は食べないとか、100%オーガニック商品を使わなくちゃいけないとは思っていないんですよ。このお店に来たことで、お客さまの意識が変化するきっかけになれば」と浜本さん。

現在サロンに来店するお客さんのほとんどがフードやドリンクを注文するそうで、カフェを併設することの相乗効果も実感しているんだとか。またその逆に、カフェを利用していた人がサロンへも足を運ぶようになったりしているそうです。

image by:whyte

ちょっと早起きして、朝の時間を有効に使えるサロン&カフェとしても注目されている同店。原宿のトレンドを押さえに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

  • whyte
  • 東京都渋谷区神宮前3-27-7
  • 03-6876-3976
  • 原宿/明治神宮前<原宿>
  • 定休日:火曜
  • 平日8:00〜20:00、土日8:00〜19:00
  • 公式サイト
  • image by:whyte
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
いま読まれてます

旅をこよなく愛する編集者。情報誌やエンタテインメント誌、ビジネス誌などで編集・ライターとして経験を積み、中国上海、カンボジア・プノンペンでの在住経験も有。2015年に帰国してからフリーライターとしてワークスタイルを確立。幅広いジャンルのテーマで執筆している。

エアトリ 100%、ピュアです。初体験が詰まった「ニュージーランド旅」が最高な理由
原宿の新トレンドに。朝8時スタートのカフェ&ヘアサロン「whyte」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます