六本木「おでん屋 ずぶ六」の“しじみ出汁”おでんで熱燗をグイッと一杯
厚切りの本マグロ!豪華なお刺身3種盛り
ずぶ六はおでんに加えて、本マグロも名物。まずは本マグロと旬のお魚が盛られた「お刺身3点盛り」をいただきます。この日は真鯛、ボタンエビがご一緒。お一人様サイズから注文できるのもうれしいですね。
おわかりいただけるだろうか。絶対美味しいタイプの赤身のキメ。本マグロらしい旨味とじわっとくる脂身に、日本酒が欲しくなってきました。
おでんと本マグロで燗酒を一丁!
燗酒を頼むと、お猪口を選ばせてもらえます。ちょっとえっちな春画のものも。
木下酒造「玉川 やんわり」は山廃仕込みの純米酒です。燗酒向けに開発されたお酒で、口当たりはやさしいけれど、旨みはしっかり。滑りこむような呑み心地で、スイスイ進んでしまいます。
じんわり染みわたる黒おでん
おでんの注文は「びぃすとろ 汁べゑ」のシステムを受け継いで紙に書いて注文します。今日は欲張って、盛り合わせに決めた!
お待ちかねの「おでんの盛り合わせ(6品1,000円/税別)」が登場。何度も言いますが、おでん種の色が物語る出汁のしみしみ加減。大根・ちくわ・玉子・玉ねぎ天・五目がんも・じゃこ天。どれもが某歌手のしげるより色黒です。茶色い食べものは正義っていうけど、ここまでの正義はあまり見られませんよ。
たっぷりと入ったしじみ。これを言い訳にずぶ六になれるわけですから、ありがたい。
鰹粉と青のり、からしをつけていただく、静岡おでんスタイル。大根はひと噛みするだけで、じゅわーっと出汁が溢れる幸せ味です。
おでんをいただいていると、お刺身を食べ終えたあたりで攫われていった海老の頭がバージョンアップして帰還。お刺身で有頭のエビがあるときは、サービスでカラリと揚げてくれるんですって。こんなに美味しくパリパリと頭まで食べてもらえれば、エビも幸せであろう。
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