練り物屋さんの夜限定立ち飲み「塚田のおでん屋さん おだし」で一人呑み
おでん屋にきたのなら「だし割り」を
ビールを勢いよく飲みくだして、二杯目へ。そうそう、おでん屋なら「だし割り(600円/税込)」一択。
カップ酒の銘柄は、白子にもあう八海山。出汁で割るのも忘れて、スイスイっと飲み進めてしまいそうです。
鍋をのぞき込むと、おでん鍋がぎゅうぎゅうとお出汁に浸かっています。カップ酒を片手に、悩む悩む。練り物屋さんが作るおでんですから、練り物は必須。邪道といわれようと、ウインナーもいけるんですよね……。
いっそ「どれがいい具合に炊けていますか?」と聞いてしまうのもひとつの手です。店長さんがやさしいオレンジの海から、頃合いのおでん種をひょいひょいっとピックアップしてくれます。美味しいお出汁もなみなみと。
塚田水産自慢の練り物が入ったおでん
おでん界のスター選手に加えて、「赤ウインナー巻き(200円/税込)」と「紅生姜天(200円/税込)」をチョイス。お酒を飲んだって、こんなやさしい食べものを食べたら健康になれる気がする。
カップ酒を飲んだら、だし割り決行
お酒を半分いただいたところで、おでん出汁を加えてもらって、出汁割りの完成!一口飲めば、心がふやけていく。ほろ酔いになれば、ハーモニカ横丁を庭とするハシゴ飲みの猛者たちとも打ち解けていきます。
「〇〇さん、おとというちの店に寄ったの覚えてる?」「いや○軒目までは覚えてるんだけどさ……。」
周辺のオススメ店やハシゴ飲みコミュニティの話を聞いて、吉祥寺の酒飲み話はいい肴。明日になれば楽しかったということ以外、忘れちゃうんですけどね。
心の中で反芻したくなる「塚田のおでん屋さん おだし」でしっぽり1人飲みはいかが?
ジャクジャクした歯ごたえが心地いい紅生姜天、なんとなく懐かしい味のする赤ウインナー。たっぷり食べて、おなかが温まったら、ハーモニカ横丁を通って帰ろうか。
帰りの電車で、酒場は教会のよう、といいましたけど「塚田のおでん屋さん おだし」の店長さんは、お客さんとお客さんをそっと繋いでくれる天使のようなお人柄だった、と思いいたりました。
- 塚田のおでん屋さん おだし
- 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
- 吉祥寺
- 平均予算:1,000〜2,000円
- 定休日:木曜
- 19:00~24:00(夏季18:30~)※「塚田水産」の閉店時間により変動あり
- source:nomooo
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