契約書に神の思し召し?ちょっと不思議な「マレーシア移住」体験記

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2020/03/26

往復5,000円でシンガポールやタイに行ける

image by:M. Takayanagi

近隣諸国への旅行は驚くほど安く楽しめます!マレーシア移住をきっかけに趣味が旅行になった人も多いほど。

例えば、シンガポール行きの航空券は2,000円台から発売されています。私も過去に、週末を使ってシンガポールやタイに往復約5,000円で行き、現地のビーチリゾートやナイトライフを満喫して月曜の朝便でマレーシアに戻りそのまま出勤…ということもありました。

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特にタイはマレーシアよりも物価が安く、ビーチでは本場のタイマッサージが1時間700円程度で受けられたり、エンタメ施設も充実していることから、マレーシア住民の間で大人気の週末旅行先です。

女子力をイスラム女子から学ぶ

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一夫多妻制のイスラム教。パートナーが他の女性に目移りしないよう、徹底的に女子力を磨くイスラム女子も多くいます。

スキンケアやヘアケアはもちろん、体のメリハリを出す飲み薬、おしりパンツ(プリッとしたおしりの形をしたクッション付きパンツ)、太めのアイライナーなど…。

もちろん利用するのはイスラム教徒のみとはいえませんが、こういうアイテムがショッピングモールの店舗に所狭しと並び、需要の高さが伺えます。結果的にマレーシアには美意識の高い女性が増えることに繋がっているのかもしれません。

マレーシア移住の醍醐味は「税制」

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あまり知られていないことですが、マレーシアの住民になると外貨収入も年金も非課税になるそうです。

例えば、マレーシアに住む日本人が外国株やFXに「海外の証券会社」を通して投資すると、株の決済で得た収入は外貨になるためマレーシアでは非課税、つまり儲けた分だけ手元に残ります。

年金についても日本との租税条約が適用されるため、日本の年金を一旦マレーシアに経由させて「マレーシア住民」として受け取れば非課税になる!という裏技が。多くの日本人の個人投資家やシニア層がマレーシアに移住する大きな理由は、「税金対策」もあるのかもしれません。



貧富の差、未だに存在する貴族社会

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マレーシアで働いていたころ、私の前任者の日本人女性は、駐在員以上の高級車(しかも運転手付き)で通勤する珍しい人でした。後で知ったのですが、なんと!現地の貴族と婚約したため最高級の生活レベルで暮らしていたとのこと。

もともとイギリスの植民地だったこの国には未だに貴族階級が存在し、豪華な一戸建てに専属の護衛を常駐させています。

逆に、貴族を省いた一般人の暮らしに目を向けても、やはり日本では考えられないような格差を感じるお国柄のようです。

マレー系マレーシア人優遇政策を国が推進していることから「中華系やインド系の家柄は国立大学に入学しづらい」「銀行金利がマレー系預金者のみ高い」など、日本人の感覚では驚いてしまう話が漏れ聞こえることも…。

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