節目となる10回目！「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の見どころは？

数々の魅力があるこの大会ですが、今大会の注目競技や注目選手について、比護さんと松本さんにおうかがいしました！

スポーツ庁・鈴木大地長官、京都府・西脇隆俊知事も出場表明！

前回大会となる2017オークランド大会（ニュージーランド）の10kmマラソンに出場したスポーツ庁・鈴木大地長官ですが、2021関西大会への出場もすでに表明しているとか。

また、マラソンを趣味とし、京都マラソンにも出場された京都府・西脇隆俊知事は、京丹後市で開催されるカヌーマラソンへの参加を表明しています。

ちなみに、オークランド大会出場時の鈴木長官のタイムについて（1時間2分3秒）、比護さんに感想を求めると「頑張らはった」と一言（笑）。水泳からマラソンと畑違いとはいえ、オリンピック金メダリストの長官の記録にそういえるのは、元トップマラソンランナーの比護さんゆえ。ほかの府県担当者でそうコメントできるかたは居ないに違いありません（笑）。

「でも、そんな風に、水泳を専門にされてたかたがまったく別の競技に出られるというのが、この大会の素晴らしいところなんです。長官が身をもって体現されたというわけですね」と比護さん。

武井壮さん、朝原宣治さんらの記録にも注目！

大会応援大使を務める武井壮さん、そして、オリンピアンであり、アンバサダーの朝原宣治さんは早々に出場を表明されているので、みなさんもよくご存じかもしれませんね。

朝原さんはいわずもがな、2008年北京オリンピック、陸上男子4×100mで日本史上初のメダルを獲得した日本チームアンカー。おふたりは、2018年世界マスターズ陸上スペイン大会で4×100mリレーに出場され、見事金メダルを獲得されています。

ワールドマスターズ関西2021でも、朝原さんは100mへの出場を宣言されておられます。金メダル獲得、そして世界記録樹立に期待しましょう！

ちなみに朝原さん、昨年11月に開かれた大会の決起イベントで、奥様の奥野史子さんとおふたりでアーティスティックスイミングへの出場も視野に入れているとコメントされたとか。比護さんは「冗談だと思いますけど、どうなんでしょうね？（笑）」と。もし本当だとしたら、そちらにも大いに期待したいところですね!?

水野会長筆頭に「京都女性スポーツの会」も参戦！

京都府下14の女性競技団体（会員総数約8,000名）が加盟し、京都の女性スポーツの発展と振興に努める「京都女性スポーツの会」。会長の水野加余子さんは、かつての日本を代表するテニスプレーヤーで、ウィンブルドン、全米、全仏など世界大会にも出場し好成績を残していらっしゃいます。

「こちらの団体のパワフルさは本当にすごいです！女性のパワーはすごいですね〜！圧倒されます」と京都府の担当者・松本さんも舌を巻く、パワーみなぎる「京都女性スポーツの会」。

前回のオークランド大会の10kmロードレースに「京都女性スポーツの会」から25人のメンバーが参加し、見事全員完走。

2021関西大会では、水野会長を筆頭に会員でメンバーを構成し、京丹後市で開催されるドラゴンボートカヌーに出場されるとか。

日々練習に励む姿も会のサイトで発信されています。「オークランドでの体験を広く伝え、関西大会の盛り上がりに貢献したい！」と会長。スポーツを楽しむ精神、そして京都、さらに日本のスポーツ文化発展に尽力しようという熱い想いを感じます。 

そんな見どころ満載の「ワールドマスターズゲームズ2021関西」。では、京都府下ではいったいどんな競技種目が行われるのでしょう？

京都府で開催される競技種目は？