Hな言葉じゃ…ないよ。つい誤解しちゃいそうな全国「方言」ランキング
第17位 しみじみ/茨城県、千葉県
例文:しみじみやってねぇな(ちゃんとしてないな)
一般的に「しみじみ」というと、深く心に染みるときなどに使用しますが、茨城県では全く違う意味を持ちます。茨城版しみじみの意味は「しっかり」「ちゃんと」「真剣に」など。
例えば、勉強せずサボっている子どもに対して注意するときは「しみじみやりなさい!」と喝をいれるのです。「勉強しろ!」と注意するより、柔らかくて可愛らしいニュアンスに聞こえますよね。
第15位 いきなりだ/神奈川県
例文:いきなりにしといちゃー、いけねーよ(投げやりにしちゃいけないよ)
神奈川県の方言といえば「〜だべ」や「〜じゃん」など、語尾につく言葉を思い浮かべますが、実はちょっぴり変わった方言も存在しました。それが「いきなりだ」です。意味は「なげやりだ」で、例文のように使うことがあるみたいですね。
実際に、神奈川県川崎市出身のライター・ミズサワさんに聞いてみると「えっ…どういう意味?」とのこと。ほかの神奈川出身のかたにも聞いてみたのですが、知らない人がほとんど。神奈川県民のみなさんはご存じでしたか?
第15位 かじる/山梨県
例文:背中をかじる(背中をかく)
「かじる」といえば、りんごなどを食べるときに使いますよね。しかし、山梨県では「爪でひっかく」ときに「かじる」を使います。甲府市の「直撃!甲州弁アンケート」によると、
・「かじっちゃだめよ」と言ったらきょとんとされた
・おしりかじり虫はおしりをかいているからおしりかじり虫だと思ってた
引用:甲府市公式サイトより
なんてエピソードも。「背中をかじって」といわれると、他県民は違った意味でとらえてしまい戸惑っちゃいそうですね。
第13位 おじー/宮崎県
例文:おじーがね(怖いよね)
宮崎県では、背筋がゾッとするような怖いときに「おじー」といいます。「おじー」と聞くと、おじいさんのことかな?と思ってしまいますが、宮崎県では「怖い」という意味なのです。
実際に、宮崎県出身者に聞いてみると「父母からは聞いたことはないですが、おじいさんやおばあさん世代の人は使っています!」と教えてくれました。
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