Hな言葉じゃ…ないよ。つい誤解しちゃいそうな全国「方言」ランキング
第8位 しまつする/京都府
例文:始末せなあかんよ(節約しなきゃダメだよ)
耳にすると一瞬ギクッとなってしまう言葉が、京都府の「しまつする」です。ほかの地域では「かたずける」や「処理する」、あるいは隠語では怖い使われ方をしますよね。
京都府では「節約する」や「倹約する」を意味し、食材や物資を有効に使い、ムダに捨てないようにすることを「しまつする」というのだとか。
第8位 ち◯ち◯/愛知県
例文:やかんがち◯ち◯になっとる(やかんがとても熱い状態になっている)
一瞬、自分の耳を疑ってしまうのが、愛知県の「ち◯ち◯」です。これは陰部を意味するのではなく、「非常に熱い状態」を指す言葉だそうです。
愛知県では、大人も子どもも女子高生も男子高生も、みんな熱すぎるときは「ち◯ち◯すぎる」と使っているそうですよ。ちなみに愛知県のお隣、岐阜県でも同じような意味合いで使う言葉なのだとか。
第7位 こわい/北海道
例文:あーこわい(あー疲れた)
恐ろしいものを見たり聞いたりしたとき「こわい」といいますが、北海道では違うシチュエーションで使います。それが「疲れた」とき。
ほかにも北海道では「疲れてきつい」ことを「ゆるくない」や「おっかない」ともいうそうです。「疲れ=恐ろしいこと」から由来するのでしょうか?ちなみに山形県でも同じような意味で「こわい」を使うみたいです。
第5位 くさる/栃木県
例文:雨で服がくさっちゃった(雨で服が濡れちゃった)
栃木県の県中や県南地域では「濡れる」ことを「くさる」といいます。雨が降ってきて服が濡れたときは「服がくさる」というのですね。
他県民が初めて聞くと「服がくさるってどういうこと?」と、首をひねってしまいそうです。ちなみに畳や柱などが腐ることを「とこげる」というみたいですよ。
第5位 こわい/岐阜県
岐阜県の飛騨地方では「恥ずかしい」「心配な」「嫌な」「面倒な」「気の毒な」「寂しい」ということを「こわい」というのだとか。さまざまな意味がある「こわい」なので、いろんなシチュエーションで使えそうですよね。
北海道では「疲れたこと」を、岐阜県では「恥ずかしい」ことを「こわい」というように、地域によって意味することが大きく異なりますが、どちらもマイナス的なことを意味するところは共通しています。