Hな言葉じゃ…ないよ。つい誤解しちゃいそうな全国「方言」ランキング
第13位 てれんこぱれんこ/山口県
例文:てれんこぱれんこするなっちゃ(ぐずぐずしないで)
山口県では「ぐずぐずする」「ふらふらする」ことを「てれんこぱれんこ」といいます。なんだか魔法少女が唱える呪文やおまじないの言葉のように聞こえますね。
また、同じような意味合いで「てれーぐれー」ともいい、長門では「てれんぱれん」ということもあるそうですよ。
第12位 おこさま/群馬県、埼玉県
例文:おこさまに桑くれんべえ(蚕に桑の葉をたべさせよう)
子どもを敬うとき「お子さま」と敬称をつけることがありますが、群馬県や埼玉県の秩父エリアでは「蚕(かいこ)」のことを「おこさま」というそうです。
その昔、蚕からとれる絹はすごく高級な繊維とされていました。当時の人にとって絹になる蚕はとても貴重で、重要な収入源だったことから、蚕に対して「さま」という敬称がつけられたのかもしれませんね。
第11位 もえる/鳥取県
例文:あっちゅーまにもえた(あっというまに増えた)
「もえる」という単語を聞くと「燃える」や「萌える」などの漢字を思い浮かべてしまいますよね。
しかし、鳥取県で「もえる」とは「増える(増す)」という意味を持ちます。例えば、「井戸の水がもえた」と聞くと摩訶不思議な状況を想像してしまいますが、鳥取県では「井戸の水が増えた」ということになるのですね。
第10位 ねこのしっぽ/長野県
例文:ねこのしっぽだよね?(末っ子だよね?)
「ねこのしっぽ」とは、長野県の上伊那地域で話されている方言です。これはネコの尻尾ではなく、「末子」または「末っ子」のこと。
ねこのしっぽは端っこをイメージするので、言わんとするところは分かりますね。「私、ねこのしっぽなんだよね」という長野県民がいたら、末っ子なんだなと思うようにするといいかもしれません。
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