グルメでおうち旅気分。食卓を格上げしてくれる世界の「ワイン」
由緒あるオーストラリアワインの魅力
オーストラリアワインの歴史は、1788年に英国海軍のアーサー・フィリップ大佐によって、シドニーにワイン用ブドウが持ち込まれたことがきっかけで始まりました。1825年には本格的なブドウ園も開設され、さらにワイン生産が広まっていったのだそう。
オーストラリア最高峰のワインメーカーとして世界中のファンに愛される「ペンフォールズ」や、どんな食事にも合う万能ワイン「ウルフ・ブラス」、そしてオージービーフで有名なお肉に合わせたワイン「ペッパージャック」など、ワインの個性も実にさまざま。
これらのワイナリーが拠点を構える南オーストラリアへは、東京からメルボルンかブリスベンで乗り換え、アデレードまで約14時間で行くことができます。
ワイナリー・オブ・ザ・イヤーを25回受賞した「ペンフォールズ」
オーストラリアでも屈指の知名度を誇るワイナリー「Penfolds(ペンフォールズ)」は、イギリスから移住してきた医者が医療を目的としてワイン造りを開始したことから始まりました。
そして1950年代に発売された「グランジ」により、ペンフォールズブランドはオーストラリア最高峰のワインメーカーとして世界中に知れ渡るようになります。
その後も世界中のワインコレクターを魅了し続け、世界で唯一ワイナリー・オブ・ザ・イヤーを25回連続受賞。2018年のオークションでは希少なバック・ビンテージが600万円以上の値で落札されるなど、圧倒的な人気を誇っています。
ペンフォールズ・マギルエステートのセラードアでは、この地域を象徴するさまざまなワインを試して、ワインに対する味覚を高めることができるそうですよ。
近代ワインのアイコン「ウルフ・ブラス」
「WOLF BLASS(ウルフ・ブラス)」は、1966年の創業以来、1万以上の賞やメダルを受賞し続けている、オーストラリアの代表的なグローバルワインブランド。
世界で最も厳しい審査として知られる、国際ワインコンペティション「international Wine Challenge」にて、レッドワイン・メーカーズ・オブ・ザイヤーをトリプル受賞するなど、一貫性のある確かな品質や個性、製法が世界各国で認められ、近代ワインのアイコンとして国際的にも高く評価されています。
ステーキにぴったりの赤ワイン「ペッパージャック」
1996年、お肉と共に楽しむワインをコンセプトに生まれた「PEPPERJACK(ペッパージャック)」の「シラーズ」は、発表からまもなくオーストラリアで大きな支持を得る赤ワインに成長しました。
ワイン醸造家とサルターズ・レストランのヘッドシェフにより共同開発された、濃厚で骨太な赤ワインは、スコッチフィレステーキ(リブアイ)とポーターハウスステーキとの相性も抜群で、まさにステーキのためのワインといえます。