風を感じながら走り抜ける「サイクリング」は、景色とともに身体を動かせるアクティビティのひとつ。

愛用のバイクで走り抜けたり、現地でレンタルしたり、スポーツと観光を兼ねて楽しむことができますよね。

最近では、自前のものを用意しなくてもレンタルできるサイクリングスポットが多く、比較的簡単に楽しむことができるのも嬉しいポイントです。

そこで今回は、全国にある「サイクリングスポット」をご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

利尻富士利尻自転車道／北海道利尻富士町

「利尻富士利尻自転車道」は、北海道北部・稚内の西沖にある、利尻島に設けられているサイクリングロード。

島北西部の利尻富士町鴛泊（おしどまり）と利尻町沓形（くつがた）を結ぶ約25kmのコースです。

ロードコースは海岸線に近くに設定されおり、利尻山（利尻富士）の登山口のある鴛泊からスタートすることから、最初は山を眺めながら、そして山から離れると雄大な海の光景が広がります。

天気が良ければ、お隣の「礼文島（れぶんとう）」も望めますよ。ただ、海岸沿いを走るので風が強いことも多く、また高低差が結構あるため、天候によっては少し体力が必要かもしれません。

モエレ沼公園／北海道札幌市

札幌市にある「モエレ沼公園」は広さ約188.8ヘクタールの広大な公園です。まず、目立つのはガラスで作られたピラミッド「HIDAMARI」。こちらはこの公園のシンボルとなっており、多くの来園者から親しまれています。

桜の森など、大自然もとても豊か。公園を設計したのは世界彫刻家であるイサム・ノグチ氏で、自然と芸術の融合を目指した公園です。

自然の息ぶきと芸術を感じながら自転車で爽快に走れるので、心身ともにリフレッシュされること間違いなしですよ。

大沼国定公園／北海道亀田郡七飯町

北海道の函館の近くの七飯町にある「大沼国定公園」のサイクリングに適した季節は、春から秋にかけて。「北海道駒ヶ岳」や「大沼」、「小沼」といった景勝地を楽しみながら走ることができます。

また、この一帯は「日本紅葉の名所100選」に選定されているほどの紅葉の名所です。秋には色とりどりの紅葉のなかを走るのもいいでしょう。

井頭公園／栃木県真岡市

栃木県真岡市にある「井頭公園（いがしらこうえん）」は、「日本の都市公園100選」に選ばれています。

面積は93.3ヘクタール。井頭池をコナラ、クヌギ、アカマツなどの丘陵地とが雑木林が囲むような作りになっています。これらの自然と野鳥などを観察しながらサイクリングを楽しむことができる公園です。

国営ひたち海浜公園／茨城県ひたちなか市

「国営ひたち海浜公園」は総面積350ヘクタールを誇り、茨城県内でも屈指のフラワースポットです。

四季折々の花々が楽しめ、さらに観覧車やジェットコースターといったアトラクションもあります。そして、4つのサイクルセンターがあり、約11kmのコースでサイクリングが楽しめますよ。

つくば霞ヶ浦りんりんロード／茨城県桜川市・土浦市

茨城県桜川市から土浦市におよぶ約40kmのサイクリングロード「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は、筑波鉄道筑波線の線路跡を利用したものです。

岩瀬駅からは霞ヶ浦湖岸道路にもつながっており、全長で見ると約180kmに達します。

日本で2番の面積を誇る湖である「霞ケ浦」、関東平野にそびえる「筑波山」と、雄大な自然を楽しむことができるのが魅力のひとつです。コース途中の「真壁町」は、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されていますよ。

サイクリングロード内には空気入れや工具の貸出を行うサポートステーション（休憩所）が置かれており、安心してサイクリングが楽しめます。

国営武蔵丘陵森林公園／埼玉県比企郡

埼玉県比企郡にある「国営武蔵丘陵森林公園」は、なんと東京ドーム約65個分の広さの国営公園です。エアートランポリンなどの遊具や都市緑化植物園などの自然の見どころが満載。

園内にはレンタサイクルセンターがあり、繁忙期以外は大人（高校生以上）1日乗り放題で530円の料金で自転車をレンタルすることが可能です。全長が約17kmのサイクリングコースもあり、大自然のなかでサイクリングが楽しめます。

「富士山」を望む豪華サイクリングロード