ヤりたくないけどキスはしたい。令和の新たな「フレンド」事情

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2020/06/20

お風呂を一緒に入るフレンドも。さまざまな「〇〇フレ」

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ソフレ、キスフレ以外にみんなが知っている〇〇フレについて聞くと、さまざまな男女の友だち関係が浮き彫りに。最も認知度が高かったのは「カモフレ」でした。

カモフラージュフレンド」の略称であるカモフレ。定義は一般的に「恋人ではないが、周りからはそう見える」「困ったときに助け合う存在である」「行きたいところがあればデートをする」「お互いに嫉妬はしない」などで、「友だち以上恋人未満」の存在がカモフレのようです。

2位の「メシフレ」は、食事を楽しむ異性の友だちのこと。普通の男女の友人関係ともいえそうですが、カップル向きのお店に食事へ行きたいものの相手がいない場合など、お互いメリットがありそうです。

3位の「オフレ」は「お風呂フレンド」。お風呂に一緒に入る異性の友だちのことで、「銭湯や温泉などに一緒に行く」というものから「自宅のお風呂に一緒に入る」というものまで、幅広いようです。

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4位の「ビリフレ」は「リハビリフレンド」という意味で、失恋の傷をいやすための異性の友だちを指すとのこと。失恋の愚痴を聞いて慰めてくれたり、寂しいときに一緒にいてくれたり、失恋によって空いてしまった隙間を埋めてくれる、癒し系の友だちといえるでしょう。

5位の「サンフレ」は「サンドバックフレンド」。好意を寄せる相手に対して遠慮や我慢でいえないことを、サンフレに対してはいえるなど、いわゆるストレス発散になる「精神的サンドバック」として扱うことなのだとか。

具体的には女性がサンドバック代わりにする男性を指し、性別が逆になることはない模様。

これだけを聞くと精神的サンドバックになることのメリットは全くないように思えますが、男性が女性に対して好意を寄せているケースが多く、好きな人のことを受け止めたいと考えている人も少なくないのかもしれませんね。

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古くからあるものや新たに現れたものまで、多岐に渡る「〇〇フレ」。賛成派の意見としては「本人がいいならいいと思う」というものがほとんどでした。自分が積極的にそうなることはないとしても、新しい男女の関係のひとつとして認めている人が多いようです。

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反対派の意見に多かったのは「自分だったら無理だから」というもの。賛成派が「自分がするかどうかは別として、本人が満足しているならいいのでは」というスタンスだったのに対し、反対派は「自分がもしその立場だったら」と考えて回答しているよう。

このように、賛成派と反対派の両方の意見を見ても「〇〇フレンド」を満喫している人はまだまだ少数派だといえます。

全体的に「重くない」「面倒じゃない」「都合がいい」というものが多いようにも見える「〇〇フレンド」。

恋愛や友情のスタイルが多様化していくなか、いずれ「恋人」というひとつの形にとらわれない関係性が、もっと一般的になる時代が来るのかもしれませんね。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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