水面が鏡のよう。青森県「蔦沼」に映る、朝日に照らされる絶景紅葉

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2021/10/02

自然豊かな青森県のなかでも、十和田湖や奥入瀬渓流、八幡平国立公園など、目を見張るほどの見事な光景を目の当たりにできる十和田市。1年を通じて、日本の四季を心ゆくまで感じられる場所として人気を集めています。

今回ご紹介するのは、そんな十和田市を代表する紅葉の名所「蔦沼(つたぬま)」です。青森県だけでなく、日本トップクラスの絶景を拝むことができる同スポットについてご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

朝日を浴びて燃えるように赤い紅葉が写る絶景

image by:Shutterstock.com

周辺全体が自然の宝庫である奥入瀬にあり、赤沼・月沼・長沼・鏡沼・菅沼・瓢箪沼と合わせて「蔦七沼」と名付けられたうちのひとつである「蔦沼」。

周辺は鳥たちの楽園でもあり「蔦野鳥の森」と呼ばれ、バードウォッチングを楽しむかたも多く訪れます。厳しく長い冬に閉ざされる場所でもありますが、たくさんの生き物たちが生き生きと暮らす自然が大切に守られています。

image by:Shutterstock.com

蔦沼があるエリアは八甲田山の麓でもあり、標高は約460mほど。沼を訪れる方々のために、「沼めぐりの小路」という自然を生かした遊歩道が整備されています。この遊歩道を歩くと、少し離れた場所にある赤沼以外の6つの沼をめぐることが可能です。

どんな季節でも自然の魅力に大いに触れることができる場所ですが、木々が鮮やかに色づく秋は一帯が美しい紅葉に包まれ、まるで天国にいるかのような美しさに。

そして、7つの沼のなかでも一番の大きさを持つ蔦沼が、神々しいほどの絶景を見せてくれるのです。

水面が鏡のような「蔦沼」の見どころは?

image by:Shutterstock.com

風が穏やかで波が立たないとき、沼の水面は鏡のようになり、対岸の深い森の姿が写り込みます。周囲はおよそ1kmほどの大きさのため写る森の姿も大きく、まさに絶景。

ほかの6つの池でもそれぞれに違った鏡面反射の美しい光景を見ることができるため、ゆっくりと散策しながら違いを楽しんでみるのもおすすめです。


散策路の始点には「蔦温泉」があり、思いっきり歩いたあとの癒しのひとときを過ごすことができます。なんと源泉が湧き出している部分の上に湯船が作られているため、かけ流しとはひと味違う気分で入浴できますよ。

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