水面が鏡のよう。青森県「蔦沼」に映る、朝日に照らされる絶景紅葉
絶景を見るためのベスト季節・時間帯やアクセス方法は?
見ごろの時期:10月中旬~10月下旬
例年10月も半ばを過ぎると、いよいよ本格的な見ごろを迎える蔦沼。青森県内で最も人気というこのスポットには、日本各地から多くの観光客が殺到します。なかでも蔦沼の紅葉においては、見物だけでなく本気の撮影を行おうと、カメラを持った方々が場所取りをしている姿も。
この時期の気温は20度を下回り、過ごしやすい気候となっているため、散策にはもってこい。蔦沼のある八幡平国立公園や、奥入瀬の方まで見事な紅葉の森となります。
自然の姿を思いっきり堪能してから温泉に入ってゆったり過ごすという、至福のコースは大人気です。
見ごろの時間帯:晴れた日の早朝・日中
風が穏やかで波が立たないとき、沼の水面は鏡のようになり、対岸の深い森の姿が写り込みます。周囲はおよそ1kmほどの大きさのため写る森の姿も大きく、まさに絶景。
日中もその光景が見られることはありますが、燃えるように赤いモミジが沼の水面に映ったところを見たいかたは、穏やかな晴天の「朝日」がタイミングです。時間にすると本当に一瞬ともいえる時間のため、朝日待ちをして臨みましょう。
ただし、2021年の早朝は事前予約制となっており、申し込み期間が終了しています(追加募集期間:2021年9月10日~9月24日まで)。日中でしたら予約は不要です。
おすすめアクセス:東北新幹線・新青森駅よりバスで1時間強
蔦沼へのアクセスは、東北新幹線の新青森駅にてバスに乗り換え、ともに1時間強ほどの時間がかかります。まずは蔦温泉を目指し、歩いて蔦沼に向かうのがベスト。青森駅、または新青森駅から発車するJRバスの十和田湖行きへ乗ると途中、蔦温泉で下車することができます。
車でアクセスする際は、青森駅・八戸駅からともに1時間半ほど。国道103号を経由し、蔦温泉へ到着することができます。蔦温泉には大きめの駐車場があるためご安心を。ただし、紅葉ピーク時の週末は混雑により停められない可能性も考慮して向かいましょう。
森の奥にある7つの沼の中でも、一番の絶景として人気を集めている蔦沼。日本屈指の名所で、豊かな自然が作り出した絶景を、この秋はぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
- 蔦沼
- 青森県十和田市奥瀬字蔦野湯
- 新青森(駅からバスで約1時間強)
- 十和田湖国立公園協会
- image by:Shutterstock.com
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