ステイホームを救ったのは?2020年の人気グルメランキング
第2位 全体「カレー」/外食・中食「弁当」
2位には、全体が「カレー」、外食・中食は「弁当」がランクイン。新型コロナウイルスの流行で保育園や学校が休校となったり、一気にリモートワークが広がった今年前半、これまでの日常から急にシフトする際に、どちらもとても重宝したメニューだといえます。
毎日の食事を準備しなければならないという負担が増加してしまった共働きの家庭や、飲食店が休業しているなかでオフィス勤務が続いていたりするなか、コンビニなどのお弁当の存在が救ってくれたというかたも多かったのではないでしょうか。
また食欲がわかないときでもパンチの効いた味に元気がもらえたり、店舗でも提供までのスピード感があるカレーも、忙しいなかのうれしいメニューのひとつ。
テイクアウトのお弁当を実施しているカレー店も多く、おいしいお店を改めて開拓してみるという楽しさもありました。
第1位 全体・外食・中食(テイクアウトなど)「寿司」
2020年の上半期ランキングの「よく食べたメニュー」は、全体・外食・中食(テイクアウトなど)のすべてで「寿司」が1位を獲得しました。
鬱々とした気持ちやストレスが溜まっているときにテンションを上げてくれるちょっと贅沢なメニューといえば、お寿司。日本らしいランキング結果となりました。
カウンターで一貫ずつ堪能する高級店からリーズナブルな回転寿司まで、状況に合わせて訪問先を変えられる幅の広さや、誰と一緒に行っても食べる量をそれぞれに決められる自由度も魅力のひとつ。あまり食欲がわかないときも「一貫なら」と思えるもの。
外食であっても、灼熱の厨房で調理が行われるメニューと違い、マスクをつけていても涼しくスマートに仕上げられるという、衛生面の良さもイメージされます。外出できず家で過ごす時にも出前やテイクアウトがしやすいことから、今年は大いに支持されました。
6位以下を見ると、うどんや中華、餃子など、外食・自宅問わずのメニューがさまざまに登場。意外にも、人気のありそうなハンバーガーは外食・中食ランキングの8位と、そこまで数字を伸ばさなかったのが気になるところ。
人気チェーン店は外出自粛中も混雑が見受けられましたが、店内が「密」になりやすいのも原因のひとつかもしれません。
変わって「下半期に食べたいメニュー」の1位は「焼肉」、2位は「寿司」が獲得。外出自粛中も、外出への状況が緩和してきても、特別メニューとして挙がる2大メニューといえそうです。
「ぐるなび」ネット予約においても、「焼肉」「寿司」の6月のネット予約数は前年同月比で約90%まで回復しているとのこと。ほかの外食よりも復活が早いのは、やはりその人気ぶりが現れているといえます。
3位に「うなぎ」がランクインしていることにも注目。「土用の丑の日」があったことを踏まえても、「うな重」「ひつまぶし」ともに、日本人にとってはやはり特別感のあるメニューです。
1位~3位まで「ちょっとお金をかけてもおいしいものが食べたい」という、コロナ禍でたまったストレスを発散したい気持ちが表れている、下半期ランキングの結果となりました。実際に予約の数字にも表れていることから、年末に向けて一層の支持が予想されますね。
思わぬ状況となってしまった2020年の上半期を振り返り、今回はどんな食事で気持ちをつないできたかが伝わるメニューが並びました。ランキングを参考に、コロナ収束後の久しぶりの集合や外食で食べたいメニューに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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