夜の京都観光を楽しむ。秋の夜長にぴったりなスポット&イベント

Array
2020/10/14

プロジェクションマッピングやお買い物でナイトタイムを満喫!

福知山ナイトツーリズム~福知山の夜をあそびつくす~(福知山市) 

この秋、福知山市のシンボル・福知山城周辺で“福知山の夜をあそびつくす1カ月!”をテーマとした「福知山ナイトツーリズム」が開催されます。期間中は福知山城の大規模なプロジェクションマッピングや夜のマルシェなど、さまざまなイベントが。

ファンタジックな光と古城の共演「福知山イル未来と2020 明かき光」

本丸広場

「福知山ナイトツーリズム~福知山の夜をあそびつくす~」のメインの一つの催しとして、約1カ月の間行われるのが「福知山イル未来と2020 明かき光」です。

天守閣への道

大河ドラマ『麒麟が来る』の主人公としても今話題の武将・明智光秀が遺した福知山城。このイベントでは、お城とその周辺が約50台ものプロジェクターを使ったプロジェクションマッピングで彩られます。

ライトアップされた天守を取り囲む全長約130mの光の道を歩いて、その美しさをじっくり堪能することができますよ。

左:北側城壁/右:北西階段

本丸広場の地面には広範囲に美しい光が投影され、夜の水面にお城が浮かんでいるような景色に。また、北側の石垣や北西階段の一段一段にも映像が投影されるなど、見所がたくさん。光のアートでより際立つお城の造形美を感じて、歴史に思いを馳せながら幻想的な雰囲気に浸ってみてくださいね。

関西のお店が大集合する「ナイトワンダーマーケット」も見逃せない!

写真はデイタイムの「福知山ワンダーマーケット」の開催風景

福知山市の新町商店街で毎月開催されている人気のマルシェ「福知山ワンダーマーケット」が、「福知山ナイトツーリズム」期間中の10月24日(土)には、福知山市役所裏手の伯耆丸公園でナイトタイムの開催に!

福知山市や北近畿を中心とした関西圏から、手作り雑貨やフードなどさまざまなお店約30店が参加します。可愛いものや美味しいものとの出会いを楽しんでみて!

ほか、10月10日(土)・17日(土)には夜空の下でゲストと“まちの未来”についてのトークや食事が楽しめる「ルーフトップサロン」が、10月17日(土)にはバースタイルの移動屋台が城下町に登場する「ナイトホッピング with ナイトホッパーズ」が開催されるなど、夜のイベントが盛りだくさんですよ。

【開催データ】


福知山ナイトツーリズム~福知山の夜をあそびつくす~
福知山イル未来と2020 明かき光
開催日時:10月1日(木)〜11月3日(祝・火)18:00〜21:00 ※雨天実施・荒天中止
料金:無料
開催場所:福知山城(京都府福知山市字内記5)
交通アクセス:JR・京都丹後鉄道「福知山」駅から徒歩約15分
問い合わせ: 0773-23-2123(一般社団法人福知山青年会議所)

ナイトワンダーマーケット
開催日時:10月24日(土)15:00〜20:00 ※雨天・荒天時は当日7:00までに開催可否を決定
開催場所:伯耆丸公園(京都府福知山市岡ノ二町)
交通アクセス:JR・京都丹後鉄道「福知山」駅から徒歩約15分
問い合わせ:(Eメール)wonderfukuchiyama@gmail.com(一般社団法人福知山ワンダーマーケット)

あたたかな光が揺れる竹灯籠にそっと祈りを

京田辺祈りをつなぐプロジェクト 〜竹灯籠に願いを込めて〜(京田辺市)

※今年は大御堂や紅葉のライトアップは開催しません

日の落ちた京田辺市内を、新型コロナウイルスの早い収束への願いを込めた竹灯籠の明かりが彩る「京田辺祈りをつなぐプロジェクト 〜竹灯籠に願いを込めて〜」が開催されます。

期間中には、天武天皇の時代に創建されたと伝えられている古刹・大御堂観音寺の御朱印入り宿題紙が用意され、申し込みをすれば誰でも自由に願い事を書き込むことができます。

願いを書いた宿題紙を用いて作られた竹灯籠は、市内の北部・中部・南部の3カ所に設置され、夜にはぼんやりと柔らかな明かりが灯されます。一人一人の祈りが込められた灯火が連なる道を、心穏やかに歩いてみてはいかがでしょう。その後、宿題紙は今年の大晦日に大御堂観音寺でお炊き上げしてもらえます。

【開催データ】

京田辺祈りをつなぐプロジェクト 〜竹灯籠に願いを込めて〜
開催日時:11月20日(金)〜29日(日)17:00〜20:00
開催場所:BRANCH松井山手・近鉄新田辺駅周辺(新田辺駅西側ハセイチ珈琲~マツモトキヨシ前通路)・大御堂観音寺
申し込み日時:10月1日(木)〜11月15日(日)9:00〜17:00
申し込み場所:京田辺市駅ナカ案内所(近鉄「新田辺」駅西口1階)
料金:1,000円 ※100基限定 ※観音寺で祈祷されたお念珠を進呈
問い合わせ:0774-68-2810(京田辺市駅ナカ案内所)

雅やかな芸術の世界に引き込まれる

アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞〜(京都市)

アートアクアリウムアーティストの木村英智氏が手掛ける、アートとデザイン、エンターテインメント、そしてアクアリウムが融合した「アートアクアリウム」は、全国で絶大な人気を誇る水族アート展覧会。

徹底的な水質管理によって保たれた澄んだ水の中を金魚や鯉たちが泳ぐ水槽作品に、照明や音楽、プロジェクションマッピング、そして香りなどのさまざまな演出が加わり、独創的なアート空間を創り出します。

国内開催で唯一、屋外展示である「アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞〜」は、400年以上の歴史を持つ世界遺産・二条城の通常非公開の場所にて、普段は入ることのできない夜の時間に開催される特別な企画。

京都が誇る美術や工芸をモチーフに取り入れた水槽の中を金魚や鯉たちが悠々と泳ぎ回る “和の世界”が広がっています。

image by:アートアクアリウム城実行委員会

蓮をモチーフにした荘厳な「ロータスリウム」は、西日本初登場の作品。蓮の花の中を金魚が泳ぐ、華麗な世界観に見惚れてしまいます。

image by:アートアクアリウム城実行委員会

二条城を代表する花である桜の花をかたどった「サクラリウム」も、花をモチーフにした優美な作品。桜色に照らされた水槽の中で泳ぐのは、「桜錦」「桜東錦」「桜琉金」など、名前に“桜”を冠した金魚たちです。

image by:アートアクアリウム城実行委員会

そして、「大政奉還金魚大屏風」は、日本の歴史において重要な転機となった大政奉還をテーマとした、幅約5.4mもの大作。日本の美術史の移り変わりを表現したプロジェクションマッピングを屏風型のアクアリウムに投射し、その中を金魚が優雅に泳ぐ“動く屏風絵”です。

映像のテーマは、大政奉還の時期とその前後という3つの時代の美術の変遷。二条城の重要文化財・狩野派の障壁画に見る、大政奉還がもたらした日本の芸術への影響が理解できる作品となっています。

ほか、二条城にゆかりのあるテーマの新作が登場予定だとか。広い二の丸御殿中庭では、作品が集結した大迫力の展示も見られるそうですよ。アートな世界に酔いしれる秋の夜を過ごしてみては。

【開催データ】

アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞〜
開催日時:10月14日(水)〜12月7日(月)17:00〜22:00 ※最終入場21:30
料金:【日時指定ファストパス付き入場券】中学生以上 3,000円・4歳〜小学生 2,000円
   ※公式サイトでの事前販売のみ
   ※各日・時間帯の予定販売枚数に達し次第、その日時分は販売終了
   【日時指定入場券】平日 中学生以上 1,500円・4歳〜小学生 1,000円/土日祝日 中学生以上 1,600円・4歳〜小学生 1,100円
   ※公式サイトでの事前販売・当日会場販売あり
開催場所:元離宮二条城(京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541)
交通アクセス:京都市営地下鉄「二条城前」駅から徒歩すぐ、市バス「二条城前」から徒歩すぐ
予約・問い合わせ:050-5542-8600(ハローダイヤル)


昼間は見られない、いきものたちのレアな姿に注目!

夜のすいぞくかん(京都市)

夜のイルカスタジアム

内陸型水族館としては国内最大級の規模を誇る京都水族館。京都の海や川を再現したエリアや、愛らしいアザラシやペンギン、そして大人気のイルカパフォーマンスなど見所がいっぱいの館内で、約250種・総数約1万5千点ものいきものを展示しています。

「京の川」エリアにある鴨川の上流を再現した水槽では、国の特別天然記念物で館の人気者のオオサンショウウオをたくさん展示していることでも話題です。

そんな京都水族館の人気企画が、夜限定の演出で普段とは違った魅力に出会える「夜のすいぞくかん」です。

館内のさまざまなエリアでは17時から照明の明るさが落とされ、オオサンショウウオなど夜行性のいきものが活発になるようすや、ペンギンたちが寄り添って眠る姿など、普段はなかなか見ることができないいきものたちの夜の姿に出会えますよ。オットセイも岩の上ですやすや…。

「イルカスタジアム」「京の海」「ペンギン」を中心としたエリアでは、夜限定の照明で幻想的な空間が演出されます。デートにもぴったりな、特別ひとときが過ごせそうですね。

また、イルカパフォーマンスも夜限定の照明演出に。色とりどりのムービングライトやスポットライトを駆使した幻想的なパフォーマンスを見ることができます。暗闇に浮かび上がる水の世界で、元気いっぱいに躍動するイルカたちに注目です!

「光る☆クラゲソーダ」670円(税込)

さらに館内の「スタジアムカフェ」には、夜限定のドリンクが登場。ブルーハワイ味のブルー、カシス味のレッドのソーダの中に、クラゲの形をした光るキューブを浮かべた、その名も「光る☆クラゲソーダ」!水族館で過ごす夜をさらに盛り上げてくれそうですね。光るキューブは持ち帰りOKだそう。

昼間とは一味違った夜の水族館の魅力を感じに、ぜひ足を運んでみて。

【開催データ】

夜のすいぞくかん
開催日時:10月・11月の土・日・祝 17:00〜20:00 ※入館は19:00まで
料金:大人 2,200円/高校生 1,700円/小中学生 1,100円/幼児(3歳以上) 700円
開催場所:京都水族館(京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内)
交通アクセス:JR「梅小路京都西」駅から徒歩約7分、各線「京都」駅から徒歩約15分
問い合わせ:075-354-3130

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
いま読まれてます

京都をすみずみまで、歩いて食べて見て体験!
「KYOTO SIDE」は、観光、グルメ、イベント情報など、まだまだ知られざる京都府の魅力や情報を発信し共有していく地域情報発信WEBサイトです。

WebSite

エアトリインターナショナル コスパが高いLCC「ジェットスター」直行便でラクラク!ケアンズで大自然の癒やしを満喫しませんか?
夜の京都観光を楽しむ。秋の夜長にぴったりなスポット&イベント
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます