これは絶対にムリ!外国人が「ありえない」と驚いた日本のグルメ
「納豆」だけは絶対に無理/台湾出身
今回、インタビューしたうちの半数以上の人が苦手と答えたのが「納豆」でした。
2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的に和食への関心が高まるものの、納豆はその香りや見た目、糸ひくネバネバ感…など、外国人からすると受け入れがたい条件がそろってしまっている模様。
「やはり納豆は無理。食べられるけど、ぜんぜん好きになれない。とろとろな食感も無理だし、醤油をかけてもネギとか山葵を入れてもやっぱり無理なんだ…。頑張って食べようとはしてるし、もういいよね…?」(台湾出身)
「臭いがもうダメ。日本人の妻は『体にいいよ』って勧めてくるけど、受け付けないんだ…」(ベルギー出身)
「大豆は好きですが、納豆はネバネバしてるし臭いし、見た目も苦手です…。日本人の友人に『食べてみたら意外と美味しいよ!』と勧められて食べみました。初めての食感で驚きましたが、見た目よりは食べられると思います」(スイス出身)
「臭いしSticky (スティッキー/ネバネバする)だし、腐った豆を食べるなんてありえない!体に良いといわれているけど、ほんとなの?と思っていましたが、食べてみると意外と大丈夫かも」(アメリカ出身)
「日本食は基本的になんでも好きなんだけど、梅干しと納豆だけは苦手。梅干しは酸っぱすぎて食べられないんです。
納豆は糸を引いているのがビジュアル的に受け付けず、見た目が腐っているようで…。でも味は想像よりも美味しかった」(アメリカ出身)
箸を使ったりすすって食べる文化のない海外では、「納豆ごはん」自体敬遠しがち。このような海外層の意見を考慮し、数年前から糸引きの少ない納豆の開発も進んでいるそうです。
糸引きの少ない納豆はペースト状に加工しやすいなどのメリットがあり、ディップソースや餃子の具材など、メインを引き立たせる役割を期待されています。
人それぞれ好みのものもあれば、苦手とするものもあります。今回お話を伺ったひとたちも、苦手な食べ物もあれど、日本食自体は大好きなのだとか。そこで最後に日本の「食文化」に対する印象やイメージについて聞いてみました。