広大な山々が魅せる秋景色。鳥取の絶景「紅葉」スポット5選
板井原集落
例年の見ごろ:10月下旬~11月下旬
県選定伝統的建造物群保存地区であり、江戸時代の趣を残しながら、昭和初期の建築を現存させている貴重なエリアの「板井原(いたいばら)集落」。
国登録有形文化財の板井原公民館をはじめ、山村にある集落の原風景が懐かしさを誘い、日本の心を感じることができるスポットです。
現在も建築物の保存が丁寧に行われている板井原集落では、エリア内の「向山神社」を中心に紅葉を見ることができます。紅葉狩りをしていると、まるで古き良き日本へタイムスリップしたような気分に。「平家落人の隠れ里」という伝説も頷ける風情です。
いまでも約20人ほどが住む板井原集落には、古民家を改装したカフェや食事処なども。釜炊きごはんや地域の郷土食である「柿の葉寿司」などを食べられるチャンスもあり、思いっきり集落の雰囲気に浸ることができますよ。
- 板井原集落
- 鳥取県八頭郡智頭町市瀬板井原
- http://cms.sanin.jp/p/chizu/kankou/guide/
船上山
例年の見ごろ:10月下旬~11月下旬
大山と並ぶ山岳仏教の霊場であり、聖地として発展した「船上山(せんじょうさん)」。溶岩流が削られて形成された断崖絶壁が数キロメートルに渡って続く、大自然の雄大さを感じる名所です。
大山隠岐国立公園の一部を形成し、国の史跡に指定されています。
船上山の最も紅葉が美しく見られる場所は、展望台のある「鱒返しの滝」。赤や黄色の鮮やかな木々に向かい、滝が水しぶきをあげる姿はまるで絵画のよう。登山道を歩くため、しっかりとした靴で向かいましょう。
頂上から数分歩くと、屏風岩の先端に立つことができるスリル満点の「千又のぞき」と呼ばれる絶景ポイントが現れ、迫力満点の高所ながら、山の至る所が紅葉に色づいているようすを大パノラマで鑑賞することができます。
県を代表する山々から知られざる秘境まで、さまざまな景観を楽しめる鳥取の秋。いつもと少し違った光景を求めて、紅葉が見ごろを迎える鳥取県の旅を計画してみてはいかがでしょうか。
- source:PR TIMES
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