信じられない美しさ!外国人が「日本の四季」に驚いたこと
これは大変…!日本の夏は過酷だった?
「蒸し暑い」は想像以上につらい/ペルー出身
「7月初旬に日本を訪れたんだけど、想像以上に蒸し暑くて驚いたよ。せっかく京都へ旅行に行ったのに、日中暑すぎて少し歩いただけでも疲れちゃって全然観光できなかった。夜涼しくなって外を歩くのがやっとだったから、日本に住むのは大変だと思ったよ…」(ペルー出身)
「日本の夏は異常なくらい暑いです。湿気が高くて息がしづらいし、口を開けていると水が入ってくる感覚がある。コンクリートからの照り返しもすごいし、流れる汗の質がニュージーランドの夏とは全然違ってとても驚きました」(ニュージランド出身)
2019年にユニクロが、外国人105名(在日歴1年~3年)を対象に「日本の夏に関する実態調査」を実施したところ、実に73.4%もの外国人が「母国よりも日本の夏の方が暑い」と回答しています。
暑さを感じる原因には「湿度が高くジメジメしているから」と答えた人が62.3%と、日本の高温多湿な気候が影響していることがわかりました。
そんな日本の夏と似ている国がシンガポール。
シンガポール出身の男性は、「母国は夏しかないので年中暑い。1日1回はスコールが降るし湿気がすごいんだよね」と厳しい夏の様子を語ってくれました。
真夏に「スーツ」は心配になる/アメリカ出身
アメリカ・ワシントン出身の男性からは、夏場もビジネススーツを着て出社する会社員を心配する声が。
「こんなに蒸し暑いのに、日本の男性はあまり短パンを履かないんだね。真夏にスーツのジャケットまで着ている人を見ると心配になるよ…!」(アメリカ出身)
海外は服装が自由な企業も多く、短パンやサンダルで出社するかたも多いのだとか。日本でもクールビズが進んでいますが、短パンOKの企業はごく一部。今後、日本のビジネスウェアがどこまで寛容化されるのか注目したいところです。
そんな日本人も外国人も大変な思いをしている「夏」ですが、もちろん嫌な思い出ばかりではありません。日本の夏だからこその良さがあるのも事実です。
「花火大会」に感動!/ペルー出身
「日本で花火大会のレベルの高さに驚いたよ!音楽に合わせていろんな種類の花火が打ちあがって感動。会場も電車も満員で大変だったけど、みんなが遠くからわざわざ観に行く気持ちがわかる」(ペルー出身)
「前回の日本観光のときに、沖縄の花火大会に行ったよ。派手な演出のなかに繊細さもあって、とても美しかった!」(アメリカ出身)
飛び込みで神輿を担いだ!/フランス出身
「たまたま立ち寄ったお祭りで、参加者に誘われて飛び込みで神輿を担いだことがある(笑)みんなとは初対面だったけどとてもよくしてくれて、打ち上げで僕のために乾杯までしてくれたんだよ!あれはうれしかったなあ」(フランス出身)
「流しそうめん」が最高/ニュージーランド出身
「夏の暑い季節に、外で流しそうめんを食べたのがとても良い思い出です。付け汁用のお皿も竹を使って手作りしたので、とても良い香りがして爽やかな気分になりました。見た目も涼しいし、ゲーム性も高くて最高でした」(ニュージランド出身)
「夏場に妻の実家でBBQをしたよ!地元アメリカのBBQではホットドックにバーガー、ステーキ、リブなどを焼くのが一般的だけど、日本のお肉ってすごい薄いけどおいしかった!」(アメリカ出身)
暑さ厳しい日本の夏ですが、キャンプやバーベキューなど、熱中症に気をつけながら外でレジャーを楽しむのもいいですよね。
ずっと日本で暮らしていると四季の移ろいや変化に慣れてしまうもの。それでも他国の人の意見を聞いて、とても魅力的な文化だと再認識することができました。
これからも「四季」を楽しみ、心豊かに暮らしていきたいですね。そしてゆっくり休暇を取れる機会ができたら、季節行事に注目し、日本文化に触れてみてはいかがでしょうか。
- 参考:CNN,JNTO「訪日外客数(2019年12月および年間推計値)」(PDF),PR TIMES
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