本気のまちづくりを学びたいか。空き家再生で地方の不動産を蘇らせる
現代版家守とリノベーションアーキテクトを育成
「プロフェッショナルコース」の目的は、現代版家守やリノベーションアーキテクトとなる人材を育成することです。
現代版家守というのは、都市活動が衰退したエリアで、空きビル・空き家・空き店舗などの遊休化した不動産を上手に活用してまちの維持管理をしながら、その地域に求められている新しい産業をつくり、雇用を生み出し、まちを変えていこうとする活動を行う職能。
リノベーションアーキテクトは、建築、不動産、マーケティングやプロモーションなどさまざまな領域を横断しながらリノベーションの事業を創出し実現していくことのできるマルチリンガルな人材です。
空き家を見つけリノベーションして事業を立ち上げ運営していくまでのステップが1から10まであったとすると、今までのリノベーションスクールでは、受講生は5と6の部分にしか触れられませんでした。
プロフェッショナルコースでは、1から10までをじっくり、リノベーションまちづくりに取り組んで来た多彩な講師陣たちから学ぶことができます。
東京R不動産の馬場正尊さん、株式会社ブルースタジオの大島芳彦さん、株式会社メゾン青樹の青木純さん、らいおん建築事務所の嶋田洋平さんなど、建築、不動産、デザイン、マーケティング、メディア等の各界のトップランナー30人が講師として参加。
授業だからといって受け身ではなく、より実践的な学びが得られるよう、前期・後期の間には東京にてリノベーションスクールを開催し、実際の案件を対象に事業計画を練っていきます。
教室は、東京都千代田区にある3331Arts Chiyodaに新しくオープンする「スタジオリノベリング」。まさにリノベーションによって廃校をアートスペースへ再生した場所です。
どのような専門性にしろ、自らの軸を持ちながら、分野を超えて都市再生に関わる仕事をしていきたいという方におすすめの内容となっています。
きっとこのリノベーションスクールで、同じ志を持つ仲間とも出会えるのではないかと思います。詳細はこちらからどうぞ。
住所:東京都千代田区外神田6丁目11-14 3331 スタジオ リノベリング
ライター:mizuhokudo
工藤瑞穂。「HaTiDORi」代表、NPO法人ミラツク研究員、ダンサー、元日本赤十字社職員。1984年青森県生まれ。 「小さくても、わたしはわたしにできることを」をコンセプトに、音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントを多数開催。地域の課題に楽しく取り組みながらコミュニティを形成していくため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしながら様々なフェスティバルを地域住民とともにつくっている。
- 記事提供:マチノコト
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