癒しの絶景。冬の花畑と富士山を望む、神奈川「菜の花まつり」開催中
寒さが本格化し、いよいよ真冬の季節に突入していく今日この頃。出かけることもままならなかった2020年を経て、新たな年の暖かな春の季節に見ることのできる絶景を、いまから心待ちにしているという方も多いのではないでしょうか。
そんななか、神奈川県横須賀市の「横須賀市長井海の手公園 ソレイユの丘」では、早くも菜の花が開花し始めているというニュースが飛び込んできました。
その数は約10万本にも及ぶという見事な光景と、開花に合わせて行われる「菜の花まつり」イベントの詳細をお届けします。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
その数10万本!富士山も広がる絶景「菜の花畑」
横須賀といえば、大きく広がる三浦半島の海が最高のエリア。「長井海の手公園 ソレイユの丘」は、相模湾に面した小高い丘という好立地に広がるスペース。
野菜の収穫やパンの手作りなどの体験や、ゴーカートに芝そり、4月上旬まで可能な「ニジマス釣り」など、アクティビティも大いに楽しめる農業公園です。
何もかもがそろう640席の「手ぶらBBQ場」、キャンプ場、ゆったりとくつろげる温浴施設に加え、三浦半島の魚介類を贅沢に味わえるレストランも完備されているなど、行けば必ず楽しめるパーフェクトな内容。
総面積は24.6ヘクタール、東京ドーム5.2個分という広大なスペースで「三浦半島の農&海まるごと体験」をテーマに掲げている同施設。年中無休で入園料は無料という、驚きのコストパフォーマンスで充実の休日を過ごすことができるスポットです。
そんな同施設の目玉のひとつといえるのが、約5,000平方メートルの敷地内に10万本にのぼる「菜の花」が咲き乱れる花畑。
鮮やかなイエローに染まる姿は春の光景というイメージが強いものの、実はピークの見ごろは12月下旬といわれています。
2020年の秋は気温が高めとなった日が多く、加えて台風による被害も回避できたことで、開花が若干早まっているとのこと。
菜の花たちを約100日以上、2021年3月頃まで堪能できるよう、開花が順次行われてゆくように工夫が施されているというのも見逃せない情報です。
美しく晴れた日には、菜の花畑の背景に霊峰・富士山がそびえる光景や、相模湾とのコラボレーションという絶景を鑑賞することも可能。カメラを片手に何度も通いたくなってしまう見事な姿を見せてくれます。
壮麗な菜の花畑を舞台に行われる期間限定の恒例イベント「菜の花まつり」も開催が決定。2021年3月31日(水)まで、菜の花をイメージした限定フードメニューなどの魅力的なコンテンツが次々と登場します。
「レストラン プロヴァンス」では、昨年の大好評を受けて「富士と菜の花の競演カレー」が復活。
今年は「夕陽」をテーマに赤いカレーがお米の富士山を包み込む「赤富士バージョン」で登場しています。ふわふわの卵で表現された菜の花畑がキュートですね。
カレーに続き、新鮮な菜の花に桜えびをたっぷりと散らした「菜の花パスタ」も期間限定で登場。シンプルな和風パスタに、菜の花の相性が抜群な一品です。
「パン作り体験」のコーナーでは、こちらも期間限定で「菜の花メロンパン作り」がメニューに登場。
メロンパンの要であるコーティングのクッキー生地を花型に整えてデコレーションし、とても可愛いメロンパンを作ることができます。お土産にもぴったりです。
「クラフト体験教室」では、期間限定で「菜の花のハーバリウム作り」の体験プログラムが登場。インテリアアイテムとして大人気のハーバリウムですが、菜の花の美しいイエローがお部屋をとても華やかにしてくれそうですね。
真冬の時期ながら、気分もウキウキしてしまう菜の花畑を堪能できる「横須賀市長井海の手公園 ソレイユの丘」。冬だからこその澄んだ空気と共に、富士山と菜の花の絶景を味わってみたいですね。
- 横須賀市長井海の手公園 ソレイユの丘
- 神奈川県横須賀市長井4
- 046-857-2500
- 入園料:なし
- 休園日:なし
- 9:00~18:00(3~11月)/9:30~17:00(12~2月)
- 公式サイト
- 菜の花まつり期間:開催中~2021年3月31日(水)