人気目的地1位は沖縄県。「Go Toトラベルキャンペーン」に関する実態調査
「キャンペーンを適用した旅行の支払実額は?」という質問では、32.7%で「10,000~15,000円」が最多に。キャンペーンによりリーズナブルに体験できた感覚のある金額ゾーンの宿泊施設が人気を博したと考えられます。
30.9%で「15,001~20,000円」、30.5%で「20,001~30,000円」が僅差で続き、やはり普段では若干躊躇するプライスの宿泊施設を選ぶかたが多かった模様。
26.6%で「40,001円以上」、20.3%で「30,001~40,000円」という回答もあり、「キャンペーンでラグジュアリーホテルを初利用してみた」という方も多いのではないでしょうか。
「キャンペーンを利用した国内旅行は誰と行きましたか?」という質問では、48.4%で「夫婦・恋人」、43.7%で「家族」と、家族や肉親といった非常に近しい関係のかたであることがわかりました。
18.8%は「一人旅」とも回答しており、コロナ禍で働き方の変化などが起きたことによるスケジュールの立てやすさや、感染拡大を防ぐためなど、一人旅の人気やニーズは高まっていくことが予想されています。
今後を見据えて行われた「キャンペーンを利用して旅行する際の選択基準は?」という質問では、53.5%で「混雑している時期や旅先を避けて旅行を計画したい」が最多となりました。
感染拡大が落ち着いたからこそのキャンペーン再開であっても、再び広がらないための「三密回避」をはじめとした感染予防対策を考えているかたが多いことが現れているこの結果。
2020年に同様の質問が行われた時は51.0%だったこともあり、数値も上昇していることがわかります。
「2021年の旅行先として検討している時期は?」という質問では、32.5%で「5月」が1位を獲得。大型連休の代表格であるゴールデンウィークもあり、気温も過ごしやすい時期の5月。緊急事態宣言の終了と共に、一斉に旅立つ方々が増える可能性がありそうです。
2位は、28.5%で「3月」に。緊急事態宣言が2021年3月7日まで継続されることが決定している現在、春休みがどうなってしまうのか、政府の動向に注目が集まっています。
3位は27.5%で「10月」がランクインし、紅葉シーズンの人気ぶりを物語っています。
海外も含めた「2021年の旅行先として検討している場所は?」という質問では、36.5%で「沖縄」が1位を獲得。日本屈指の人気観光地である、南の楽園の人気は衰えるところを知らない勢いです。
2位は34.8%で「海外」が獲得。具体的な国としては、ハワイやアジア諸国などが引き続き人気を集めているとのこと。
日本よりさらに状況が読めない海外諸国ですが、早いスピードでワクチン接種が進行している国などは、2021年中の旅行にも期待が持てるかもしれません。
そして、値段が元に戻る「Go Toトラベルキャンペーンの終了後」は、旅行者たちの予算感はどのようになっているのでしょうか。「国内旅行の予算」について質問したところ、37.5%で「予算は特にない(お得な情報であれば検討する)」が1位に。
また、割引ナシでも38.6%が「20,000円以上」、なかでも14.2%は「40,001円以上」と回答するなど、比較的キャンペーン中と大差ない予算を考えていることが判明しました。
旅が好きな旅行者たちにとっては、値段以上に体験を重視しているのかもしれません。
現在も該当の都府県では緊急事態宣言が発令中で、一時停止状態となっている2021年の「Go Toトラベルキャンペーン」。果たして再びキャンペーンが行われるのかどうか、旅行者たちの期待は高まっていきそうです。
- source:PR TIMES
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