絶景の雪の壁。春に見ごろを迎える、日本全国の美しき「雪の回廊」5選

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2021/03/25

津軽岩木スカイライン/青森県

通行可能時期:例年4月中旬~11月上旬ごろ

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春の象徴である桜と雪の回廊を合わせて楽しめるのが青森県「津軽岩木スカイライン」です。岩木山の8合目、標高1,625mまで続く道路で遠くは北海道までのぞめる美しい景観が特徴です。

標高が高く雪解けが遅いため、地上では桜が咲く季節であっても大きな雪の回廊が残っているのが特徴。くねくねとカーブを繰り返して続く道路を登っていくにつれ雪の量がどんどん増していき、8合目周辺では大きな雪の壁に変貌します。

岩木山の麓、スカイラインの入り口はオオヤマザクラの名所。入り口は春、最終地点は冬という季節の流れを目で見て感じることができる特別な道路です。

磐梯吾妻スカイライン/福島県

通行可能時期:例年4月上旬から11月中旬

image by:photolibrary

毎年4月上旬に開通する「磐梯吾妻スカイライン」も雪の回廊が出現する特別な道路です。規制解除となった直後には大きな回廊が現れ、目を楽しませてくれます。

雪の回廊が現れる道路は有料道路であることが多いのですが、磐梯吾妻スカイラインは無料の山岳道路!気軽にドライブを楽しめます。

標高が高く、天空の道とも呼ばれる磐梯吾妻スカイラインは日本の道100選にも選出されています。雪の回廊はもちろん、回廊が現れるまでも「吾妻八景」と呼ばれる絶景ポイントが次々と現れます。

「白樺の峰」「つばくろ谷」「天狗の庭」「浄土平」「双竜の辻」「湖見峠」「天風境」「国見台」の8つのビューポイントを楽しみながら雪の回廊を目指しましょう。

乗鞍スカイライン/長野県

開通期間:例年5月15日~10月31日(※2021年は8月中旬ごろを予定)

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ほかの雪の回廊の多くが4月に開通するなか、一歩遅れて開通するのが長野県にある「乗鞍スカイライン」です。

岐阜県道5号乗鞍公園線、通称乗鞍スカイラインは岐阜県高山市と乗鞍山頂を繋ぐ山岳道路。その特徴は、マイカーでの乗り入れができないことにあります。


マイカーでの乗り入れができない代わりにバスタクシー、そして自転車での乗り入れが可能。サイクリングを楽しみたいかたにはうってつけの道路です。

乗鞍スカイラインは自転車で上ることができる最高地点。標高2,702mまで自転車で上るのは大変ですが、その分特別な絶景に出会えます。自転車で雪の回廊に触れる旅なんて、その年一番の思い出になりそうですね。

「平湯温泉バスターミナル」、または「ほおのき平バスターミナル」から乗鞍山頂までのバスが出発しています。

また、乗鞍スカイラインは2020年7月の豪雨災害で道路の一部が崩落し、全面通行止めとなっています。開通は2021年8月中旬ごろと予定されており、現在、復旧工事が進められております。

  • 乗鞍スカイライン
  • 【ほおのき平バスターミナル〜乗鞍バスターミナル】往復:大人2,500円、小学生1,250円/片道:大人1,290円、小学生650円
  • 公式サイト
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厳しい冬を乗り越え、春の訪れとともに現れる「雪の回廊」。真っ青な空と真っ白な雪の壁は一度見ると生涯忘れることができない絶景です。

新型コロナウイルス感染症の流行が続く2021年。3密の心配がなく思い切り楽しめるドライブはとてもおすすめです。混雑を避けた上で、短い時間だけ現れる魔法のような道路へ、お近くの方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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現在は都内の旅行会社で働きつつ、週末をからめた弾丸トラベラーとして世界各国を旅するアラサー女子。

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