ドライブ旅にも最適。白山手取川ジオパーク「姥ヶ滝&手取渓谷」の魅力
手取川が生み出した絶景「手取峡谷」
白山市の絶景ポイント2つめは、手取川が生み出した絶景「手取峡谷」です。約8kmの長さに渡り、高さ20〜30mもの断崖絶壁が続く迫力満点の峡谷。清流の流れる先には滝もありますし、周辺は豊かな緑に囲まれたとても美しい場所です。
長く続く「手取峡谷」を堪能するためのおすすめポイントは「釜清水町(黄門橋)」からと「綿ヶ滝」のふたつ。同所には遊歩道などがないので、黄門橋からの峡谷の姿を楽しみ、その後に「綿ヶ滝」へと向かうのがおすすめです。
黄門橋の近くにはパーキングがありますが、数が少ないため注意。満車の場合は綿ヶ滝のある「綿ヶ滝いこいの森」キャンプ場は広い駐車場があるので、まずはそちらで滝と峡谷を楽しむのも良いでしょう。どちらもアクセスは徒歩で約40分ほどかかります。
黄門橋は手取川にかかる小さな橋です。この橋の上から見る手取峡谷は絶景!両脇の絶壁とそれを生み出した水の流れ、そして緑を俯瞰で楽しめます。
- 黄門橋パーキング
- 石川県白山市吉野
- 公式サイト
水しぶきの心地よい「綿ヶ滝」
「綿ヶ滝いこいの森」へと到着したら、さっそく峡谷を目指しましょう。手すりにつかまらないと降りられないほど急な階段を下って「綿ヶ滝」へと向かいます。階段などはきちんと整備されているものの、周囲は大自然に囲まれています。緑のなかを進むので、夏でも木陰が涼しく歩きやすいですよ。
谷を下ると現れます。約32mの落差を持つ大きな滝で、滝壺に落ちる水しぶきの様子が綿が舞うように見えることから、こう呼ばれています。
水量も多く、滝周辺は水しぶきでひんやりと心地よい空気!迫力はあるのにどこか柔らかな印象を持つ美しい滝です。
- 綿ヶ滝
- 石川県白山市下吉谷町
- 白山手取川ジオパーク公式サイト
水の流れる周辺は緑も豊かな絶景が広がっています。「綿ヶ滝」以外にも小さな滝があったり、ゴツゴツとした岩場が広がっていたりと自然を楽しむのにぴったりのスポット。しかし、見た目以上に川の流れは早く危険なので、遊泳は禁止されています。
「手取峡谷」を訪れるおすすめの季節は初夏と秋。新緑の緑が美しい季節と紅葉の季節が最も美しく、峡谷の雰囲気を高めてくれます。特に紅葉の季節の手取峡谷は大人気。赤や黄色に染まる自然をひと目見ようと遠方からもたくさんの人が訪れます。
こんなに美しい峡谷、もっともっと楽しみたい!という方におすすめなのが、夏の間だけ行われる川下りです。
「手取峡谷ウォーターパーク」と名付けられたこのアクティビティは清流に飛び込んだり、ゴムボートで手取川を下ったりと川遊びが盛りだくさん。開催日は限定されており、予約必須なのでぜひ白山市の観光ホームページをチェックしてくださいね。
- 手取峡谷
- 石川県白山市下吉谷町1
- 公式サイト
新型コロナウイルスの影響により、海外への渡航制限が続く日々。旅行好きにとっては苦しい日々が長く続いていますが、日本国内にも雄大な自然美が多く残されています。
新型コロナウイルス感染症が少し落ち着いたら、白山市の自然の中へと出かけてみましょう。ステイホームで疲れた心を癒してくれる絶景が待っていますよ。
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