絶景の展望台へ！

「下栗の里」は、やはり全貌を見渡せる展望台からの眺めが最も美しく特別です。車を停めたら展望台へと向かいましょう。里を見下ろす展望台は、駐車場から約15分ほど徒歩で登っていった所に位置しています。

展望台への道は細い山道で、コンクリートなどで整備されているわけではありません。木々の影になっており昼間でも薄暗いので、転んでしなわないように注意してください。そして必ず歩きやすく、汚れても良い靴で向かいましょう。特に雨の日の後などは地面がぬかるんでいるので細心の注意を払って進みます。

展望台への山道は緩やかな坂道となっており、登山ほどの勾配はありません。自然の香りを感じながら足を進めていくと、意外なほどあっという間に到着します。ただ道幅は狭いので、譲り合って進んで行きましょうね。

「下栗の里」の展望台は、山の斜面に突き出す形で作られています。そのため目の前には遮るものの何もない絶景が！眼下には下栗の里の全貌が見え、目の前には南アルプスの山々がそびえ立っています。

夏でもひんやりとした空気が流れる場所でいつまでも見ていたい風景ですが、展望台はそれほど大きくないので長時間独り占めするのは控えましょう。写真撮影も素早く行い、次の方に譲るのがマナーです。

早朝はこの場所から雲海に浮かぶ姿が見えることも。三脚を使って本格的に撮影をしたい方は、早朝に訪れることをおすすめします。

おすすめの季節は？

紅葉の見ごろ：例年10月中旬～下旬

いつ訪れても美しい里山ですが、特におすすめの季節は紅葉に染まる時期です。緑の残る山々にポツポツと現れる赤や黄色の森が圧巻の風景！自然の織りなす美しいグラデーションに日本の美しさを実感します。

紅葉の時期は展望台はもちろん、里へと続く山道も絶景。紅葉を愛でながら天空の村へと足を運ぶ幻想的でロマンティックな旅が楽しめます。

展望台で景色を満喫した後は、美味しい恵みをいただきましょう。駐車場となっている「そば処 はんば亭」では、下栗産のそば粉を使ったお蕎麦がいただけます。

また、里のお野菜を存分に楽しみたいのなら「食事処 いっ福」もおすすめ。お野菜がたっぷり使われた「いっ福定食」はこれを食べるために里を訪れる人も多いほど大人気！山菜の天ぷらをメインに、その時々のお惣菜が楽しめる特別な一品です。

ほっと一息つくためにも美しい田舎に出会う旅はとてもおすすめです。自然の美しさに触れる旅は心を十分に癒してくれるはず。絶景と絶品グルメに出会える「下栗の里」へぜひ足を運んでみましょう。

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