旅行保険に注目も。コロナ禍で旅行者がもっとも「気にしている」ことは?
「次に旅行をする際、使いたいサービス」を調査すると、「旅行の中断を補償する旅行保険(42%)」がトップに。
新型コロナウイルスに関連して国内外でいつ何が起きるかわからないことや、自分自身が罹患してしまった際などの状況を鑑み、もしものときの保険対策をしっかりと行うことは重要だといえそうです。
続いて「清潔度・衛生安全レベルに関する口コミ(42%)」も同率で並びました。
対応策をしっかりと取っているといっても、実際には意識の差などがあるかもしれないことから、訪れた体験者の口コミを調べるのは非常に有効な方法です。
新型コロナウイルスが終息した場合「まず訪れたい旅行先」は、「北海道」「沖縄」「東京」「京都」「ハワイ」がベスト5となりました。
これまでも常に人気の高かった国内の4都道府県に加え、海外で唯一ハワイが登場。南国リゾートで思いっきり非日常を楽しめる日が待ち遠しいですね。
オーストラリアやシンガポールをはじめ、海外の旅行者へ「コロナ収束後に訪れたい国」を聞くと、日本がNo.1に選ばれました。
見どころも多く、衛生面での評価も高い日本は、安心して訪れることができる国のひとつだといえそうです。
また、海外の声を含めて「旅行時に意識していること」を調査してみると、ホテル滞在では「ゲスト入れ替えの際の消毒」(平均71%)が6カ国共通で最多となりました。
「接触の多いエリアの消毒」「除菌シートの用意」も続き、徹底した消毒・除菌は世界共通で気にかかる点となっています。
ツアーや各種アクティビティへの参加については、日本では「知り合いだけの小規模プライベートツアー」を支持する人が92%と、ほぼ100%といっても良い結果に。
他の国は平均56%と、密になりやすいツアーに対しては、日本と海外で意識の差があるようです。
飲食時は、世界共通で「テーブルや手指の消毒」が挙がりながらも、日本と比較してイタリア以外の4カ国は「使い捨て、消毒されたメニュー」(平均52%、日本34%)「使い切り、個別包装の調味料」(平均47%、日本26%)を重要視しています。
使い捨てによるゴミの増加などを考えると環境保全への懸念も考えられますが、使い捨てや個別包装という対策は最も衛生的であるともいえるため、今後の変化に注目です。
新型コロナウイルスの蔓延を経て、旅行へ出かける人が復活しつつある現在。日本と海外諸国では、若干の意識の違いがあることがわかりました。
海外旅行へ飛び立てる日を楽しみに、いまは感染予防対策を重視し、近場の魅力を再発見していきたいですね。
- source:PR TIMES
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- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。