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講談師と行く!亀岡市で明智光秀をめぐるツアーに参加

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2021/05/05

「森の京都」エリアのひとつ亀岡市。湯の花温泉に保津川下り、雲海があり、明智光秀が治めた丹波亀山城などと自然と歴史が豊かな町です。

先月、森の京都DMO主催で亀岡市を「明智光秀の丹波平定に隠されたエピソードで巡る」ツアーが開催されました。しかも特別に講談師さんがバスの中や見学スポットで明智光秀にまつわる講談を語ってくださるという面白い趣向。

どんな発見があるのかワクワクの旅を通して、新たな亀岡市の魅力をご紹介します。一緒に旅気分をお楽しみください!

動画でもお楽しみいただけます!▼ 

旅のスタートは京都駅八条口から

左・お弟子さんの玉田玉山さん、右・四代目玉田玉秀斎さん

本日、講談をしてくださる四代目玉田玉秀斎さんは今を時めく大阪の講談師。玉秀斎さんは、ちょっとユニークな活動をされていて、寄席や劇場で講談するだけでなくブラジルでポルトガル語講談、アメリカのボストンにて英語講談、上海では中国語講談など世界各国で講談し、またジャズとコラボレーションする「JAZZ講談」を行うなど、古典を踏まえながらもユニークで親しみやすい話が魅力です。今日はお弟子さんの玉山さんと共に講談とトークを行ってくださるので、とても楽しみです。

まずはバスの中で講談や、その歴史についての話からスタート(大手出版社の講談社って実は講談の速記本を出版していたことに由来すると知って驚き!)、そして明智光秀の生涯についての二人の快活なトークにマスクゆえに大きな笑い声は出せないながらも社内の温度は温まってまいりました。

続いて、玉山さんの山崎合戦における明智左馬之助湖水渡りの「修羅場読み」(激しい戦いの場面を張り扇を叩きつつリズムよく読み上げる、講談独特の話法)を楽しみながら、バスはだんだん山の中へ入っていきます。

誰にも教えたくない苔と紅葉が美しいお寺 法常寺

バスは最初の目的地、法常寺(ほうじょうじ)に到着しました。こちらは江戸時代初期、後水尾天皇に近侍した臨済宗の僧・仏頂国師・一絲文守(いっしぶんしゅ)が草庵を結んだのが始まり。

府道から少し山の中へ入るのですが、道路からはここにお寺があるなんて全く分かりません。どんなお寺なのかと山の中へと参道を歩いていくと、


目の前に現れた光景にびっくり!目の前に広がる苔と青紅葉、そしてお城のような素晴らしい石垣。あまりの美しさに息をのんでしまいました。さすがは後水尾天皇ゆかりのお寺。

「ここからの紅葉がとても美しいのですよ」とご住職。次々と現れる素晴らしい景色に圧倒されっぱなし。青々とした苔と石垣に初夏の青紅葉や秋の紅葉が映ると、さぞかし美しいことでしょうね。

京都府の名勝に指定されている庭

法常寺は元々、谷だったところを埋め立てて建てられたそうで、庭の右側にある大きな一枚岩はその名残なのだそうです。奥に見える立派な門は勅使門。勅使門とは天皇や天皇名代が通る門のこと。この門があるというだけでも格式あるお寺だということが分かります。

お寺には後水尾天皇の手紙や天皇自身が作られたという水指、光格天皇から贈られた美しい虫篭、孝明天皇から贈られた壺など、皇室ゆかりの寺宝を数多く所有し、その一部を拝見することができます。

あとでバスの中で聞いた話によると、東洋文化研究者のアレックス・カー氏も誰にも教えたくない場所とおっしゃったとか。確かに!秘密にしておきたくなるような素晴らしいお寺でした。

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