まるで昔話の美しい里山のよう。泉質豊富な熊本「黒川温泉」を訪ねる
日本の温泉の主な泉質10種類のうち7種類が湧き出る魅惑の湯めぐり!
さて、ここまできてようやく黒川温泉のメインとなる温泉の話です。温泉地全体をひとつの宿に例えるこの温泉では、湯処をたくさん有す宿に泊まっているかのように、各宿屋さんの露天風呂めぐりをするのが最大のお楽しみ。
というのも、この小さな温泉地には日本の温泉の主な泉質10種類のうちなんと7種類もの湯が湧き出ているんです。単純泉(弱酸性)、単純泉(弱アルカリ性)、硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉・硫酸塩泉、含鉄泉、酸性泉と、宿によって泉質が異なるのはもちろん、露天風呂の作りもそれぞれ。
すべての湯に入るのはとても無理なので、各宿の泉質をまとめた案内マップを入手して、どの湯に入るかルートを組んでまわるのがオススメです。お得に湯めぐりができる手形も発行されているので、あっちの湯こっちの湯を訪ね歩こうという人はぜひ手形を活用してください。
黒川温泉までのアクセスは熊本空港または大分空港から車で約1時間半。ちなみに、博多からも2時間から2時間半の距離なので、どんなルートを選ぶかによってプラスαのお楽しみも色々選べるのがいいですね。バスを利用の場合は福岡か熊本からとなります。
一度訪ねたらリピート必須の黒川温泉へ、新型コロナ収束後は、ぜひ足を運んでみませんか。
- 黒川温泉
- 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594−3(黒川温泉観光旅館協同組合 インフォメーションセンター)
- 公式サイト
- image by:小林繭
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- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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