あると便利なグッズは？初心者がキャンプを始めるときに知っておきたいこと

赤池リカ

2021/08/08

「始めるにあたって、使用するアウトドアグッズを購入しましたか？」という質問では、97.1%が「購入した」と回答。

未経験者の人で普段からキャンプグッズをそろえている人は皆無に等しく、入念な準備が必要なアクティビティであることがわかります。

「キャンプを始めるにあたってかかった初期投資額はいくらですか？」という質問では、平均は「7万8,362円」という結果に。

ブランドなどへのこだわりや参加する人数にもよりますが、最初は10万円弱の出費を考えておくのが無難とかもしれません。

また「これまでのキャンプへの累計投資額は？」という質問では、平均は「25万1,014円」に。少しずつ買いそろえていくうちに積みあがっていく投資額。アウトドアグッズの魅力は奥深く、絶対に必要ではないものも購入したくなってしまう人も多いのではないでしょうか。

累計実施回数別で結果を見てみると、「3回以内」では「94,837円」、「10回以内」では「167,463円」、「30回以内」では「295,053円」、「30回以上」では「500,510円」と、回数が増えるごとに増加。体験することで新しく必要なアイテムも見えてくるのかもしれませんね。

「始めるにあたって一番初めに買いそろえたものは何ですか？」という質問では、63.9％で「テント」がトップに。まずは、キャンプの必須アイテムともいえるテントを購入しておくことから始まるようです。

続いて51.6％が「テーブル・チェア」、46.7％が「シュラフ（寝袋）」という結果に。どれも必須アイテムといえる3トップがラインアップしました。

一方、「初期投資で買わなくてよかったもの」に着目してみると、すべてのアイテムで「買わなくてよかった」という回答が5％未満となっていることが判明。どのアイテムも何かの役に立ち、不要なものはないと多くの人が感じていることがわかりました。

「アウトドアグッズで『意外とあると便利なもの』は何ですか？」という質問では、27.9％で「虫除け道具」がトップに。

完璧にグッズをそろえても、蚊が1匹テントに侵入しただけで地獄と化すことも。小さな子どもが虫に刺されるのは危険度も高く、実は絶対に必須なアイテムかもしれません。

続いて、24.6％が「バーナー」、20.8％が「応急処置・救急箱」と回答。どれも、日常と違うシチュエーションにいるからこそ、緊急事態が起きた場合に大いに役立つアイテムたちとなっています。

ほかには、「ベンチ代わりになる、シートなどの重し代わりになる」という「クーラーボックス」や、「雨よけになる、風よけになる、タープ代わりになる」という「レジャーシート」などもランクイン。本来の用途以外にも幅広く役立っているアイテムであることがわかります。

「アウトドアグッズはどこで購入することが多いですか？」という質問では、82.0%が「アウトドア・キャンプ用品専門店」と回答し、最多に。続いて66.8%の「ホームセンター」、58.0％で「ECサイト（Amazon、楽天市場、Yahoo! ショッピング、au PAY マーケットなど）」というトップ3になっています。

注目は、4位に「100円ショップ」がランクインしていること。なかでも、経験年数別1年以内と回答した人たちの5割強が100円ショップを選択。

昨今の流行によりアウトドアグッズが目立つ場所に陳列されている100円ショップも多く、初心者が購入しやすい場所になっていることがわかります。