外国人に嫌われるかも!?日本人が思わず言いそうな「禁断フレーズ」
カレー、彼/リトアニア語
次はリトアニア語です。リトアニア語とはリトアニア共和国、および隣国のポーランドの一部で使われる言語です。リトアニア共和国は、エストニア・ラトビアと合わせて「バルト三国」と呼ばれています。
帝政ロシア領→ロシア革命で独立→1940年にソ連に併合→1991年に独立と、隣国の大国・ロシアの影響を常に大きく歴史のなかで受けてきました。
日本人がリトアニアを海外旅行の直接の目的地にするケースはほとんどないかもしれませんが、隣国のポーランド、ロシア周辺を旅した流れで、リトアニアを陸路で通過する入国方法が現実的かもしれませんね。
その旅行中、リトアニアではさまざまな料理を食べると思います。ジャガイモの中にひき肉が入った「ツェペリナイ」、リトアニア風の水餃子「コルドゥナイ」、パン生地にひき肉が詰まった「キビナイ」などなど。
日本人にはなじみの薄い料理なので、珍しさを感じながらも、あれこれ旅の仲間たちと食について語り合うかもしれません。「これ○○みたいな味だね」「これは××と合わせるとさらにおいしいかも」とアレンジ料理の話題で盛り上がる場面もあるはずです。
そのうち「カレーと合わせたらおいしそうじゃない?」「ああ、なんか話していたらカレーが食べたくなってきた」と、カレーが話題に出てくるケースもあるかもしれません。世界のどこにいても、とろっとした日本風のカレーが恋しくなる瞬間はありますので。
ただしリトアニアでは「カレー」には要注意。「カレー」はリトアニア語で違った意味に聞こえるかもしれないのです。
リトアニア語で「Kale」の発音は「カッリー」(太字を強く発音)なのでむしろ「彼?」の方が近いかもしれませんが、リトアニア語・英語の辞書を調べると「bitch」と書かれています。英語の「bitich」とは「メスイヌ」といった意味があり、そこから「不快な女、意地の悪い女」の意味を持ちます。
日本人グループがリトアニアのレストランで女性をののしる言葉を連呼しながら料理を食べているわけです。現地の人も何かの偶然だと思うでしょうが、普通の光景ではないですよね。