徹底解説!「サンガスタジアム」の見どころの全て~サッカーからeスポーツまで~

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2021/10/23

スタジアム内を風が吹き抜ける工夫

良好な天然芝を維持するために、「光・風・水」をテーマにした工夫が施されています。

ハーフタイム中にも散水でき、夏場に涼感を演出する一斉散水システムを導入したり、地上4階建てのスタジアム内を風が抜けるよう設計されています。

強化ガラス採用の大きな屋根

観客席最前列よりもさらに2m張り出した大屋根で全席を覆ったスタイルが特徴的なスタジアム。多少の雨なら凌げるので、張り出した大屋根はサポーターにとって嬉しいポイント。

さらに、太陽の陽射しが燦々と降り注ぐように、南サイドの大屋根は強化ガラスを使用。見た目のスタイリッシュさ、エコという利点と同時に、芝生を良好な状態に保つことで選手がプレーし易い環境を作っているというわけです。

建築家の工夫

スタジアムを設計された東畑建築事務所の設計室長・上羽さんによると「できるだけ観客席とピッチを近づけることを念頭に置いて設計。

前の人の頭を越して観戦できる傾斜を計算したサイトラインや、プレーヤーの声、プレーの音が感じ取れる近さに配慮しています」と観客目線で設計されたことがわかります。

さらに外観のデザインについては「屋根部分は、多角形の面がいろいろな形で光ることで亀岡の山並みに馴染むように意識してデザインしました。

軒裏に見える木ルーバーは、京都の寺社仏閣の軒裏をイメージ。京都府内産の杉の無垢材を全面に使用し、京都らしい格子状の印象的な外観にしようと考えました。

インテリアにおいても京都を実感してもらえるよう、木や土など素材感を活かしたテーマでまとめています」と同事務所の不動さん。歴史と伝統、そして風情ある京都の街にふさわしいスタジアムということですね!


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