日本三名城、日本三大夜景はどこ?一番知名度の高い「日本三大〇〇」シリーズ
また、「日本三名城」と同様に選出の由来が曖昧になっているのが「日本三大夜景」。北海道の「函館山」、兵庫県の「摩耶山」、長崎県の「稲佐山」が主となっており、どれも美しく納得の結果ですが、実は酷似したものがあります。
それが「日本新三大夜景」。3年に1度の情報更新が行われているもので、直近の2018年に選ばれたスポットの結果を見ると「長崎市」「札幌市」「北九州市」となっています。日本の夜景には、美しい場所が多いという解釈で受け取りたいものですね。
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そんななか、古くから定められていた証拠などが書物などでしっかりと残っているのが「日本三景」や「日本三名泉」です。「日本三名泉」においては、なんと「日本三景」より古くから伝承が行われていることがわかっています。
「日本三名泉」が初めて登場しているのは、室町時代の僧侶「万里集九」が記した「梅花無尽蔵」という詩文集。
3カ所の温泉について記されています。江戸時代にも儒学者の「林羅山」が、同様に「日本三名泉」の3カ所について詩文で言及しています。
各地の歴史的観光名所や有名イベントが選出されている「日本三大」。国内旅行において抜群の訪問先といえますが、果たして「制覇」したことがある人はいるのでしょうか。結果を見てみると、こちらでも「日本三景」が強さを発揮しました。
13.7%と、1割以上の人が3カ所すべてを制覇している「日本三景」。続いて制覇記録者が多いのが9.9%で「日本三名城」、8.2%で「日本三名園」となりました。知名度と比例した結果といえそうです。
毎年5月の「神田祭」、7月の「祇園祭」、6月下旬~7月の「天神祭」など、どれも大いに盛り上がる「日本三大祭り」などもありますが、開催日が指定されている「祭」や「花火」は狙って訪問することが難しく、制覇者が少なめとなっています。
日本のシンボルやランドマークといえる名所やイベントが選ばれている「日本三大〇〇」。
ただでさえ見事な名所から、さらに選りすぐられたお墨付きの場所だけに、訪問して後悔は無し。まだ行ったことのない場所へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- source:PR TIMES
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