日本にきた韓国人が「カルチャーショック」を受けたこと
国民全体の避難訓練はないの?
日本では、学校などで火災などを想定した「避難訓練」が行われますよね。防災意識が高まり、あらかじめ訓練をしておくことで、万が一のことがあったときに備えることができます。
そんな避難訓練は、基本的には学校単位、会社単位で行われることが一般的とされていますが、韓国でも同じように避難訓練が行われているそう。
ただし、日本と違うところは年に数回、一般国民である民間人を対象としていること。これは「民防空訓練」といい、北朝鮮との有事に備える全国一斉の訓練です。
民防空訓練では、サイレンが鳴り響き、市民は建物や地下などへ退避する必要があります。警察官の誘導でビルの中へ入ったり、地下鉄構内へ移動を行うのですが、それがかなり大掛かり。日本の避難訓練とはまた違った訓練が行われているみたいです。
「年に数回行われる『民防空訓練』という訓練があります。日本にはないのでびっくりしました。たぶん知らない日本人が韓国に来て体験すると驚くと思います」(韓国出身・20代)
美容整形はまだ当たり前じゃないの?
日本よりも「美容整形」が身近といわれる韓国。日本でもテレビCMなどで広告を見かけることが増えましたが、やはり韓国のほうが浸透しているようです。
「韓国では整形後のサポートグッズが普通に薬局で売ってあります。日本に来てそういったグッズをまったく見かけないのでびっくりしました」(韓国出身・20代)
このように整形後に必要なグッズが薬局ですぐに購入できるのは便利ですよね。また、韓国人は気軽に皮膚科など病院に通うそうで、肌荒れをしたときはすぐさま病院にかけこむことが常識とも教えてくれました。
「ニキビができたらすぐに皮膚科にいきます。専門家に相談するのが一番だと思います」(韓国出身・30代)
もちろん場所によりますが、整形の価格についても日本よりも安価といわれています。さらに術後のダウンタイムでも、クリニックが集中しているエリアなどでは、買い物などを楽しむ人も当たり前のように見かけるそう。これは日本と大きな違いかもしれませんね。
「韓国では普通に整形をしたり気軽にホクロを取ったりするので、日本に帰ってきて『あの子は整形だよ』などという会話を聞いて驚いたことがあります」(韓国出身・20代)