日本にきた韓国人が「カルチャーショック」を受けたこと
トイレ、こんなに綺麗なの?
さまざまな国の違いがでるといっても過言ではないのが「トイレ事情」。国によってはかなり不衛生だったり、日本のように公衆トイレを安全に使えないところも珍しくないのです。
例えば、フランスなどのヨーロッパの一部地域にある公衆トイレには、便座がありません。その理由として、便座が壊されてしまうから設置しなくなったのだとか。
さらにアメリカの公衆トイレでは、上下隙間だらけで扉と壁のすき間がとても大きく作られています。これは防犯のためといわれていますが、日本とは大きく異なる点ではないでしょうか。
もちろん韓国のトイレ事情も日本と異なります。韓国では場所によってまだトイレットペーパーが流せないところも少なくありません。
また、飲食店でもトイレを貸し出していないところも珍しくないので、「お手洗いに行くとき困った」という日本人旅行者の声も聞いたことがあります。
「トイレがすごく綺麗に掃除されている。デパートや飲食店のトイレにしても使う人が不快に感じないように綺麗に整えられている点が日本はすごいです」(韓国出身・40代)
最近では、トイレットペーパーを流せるトイレも増えてきているそうですが、場所によってはまだ流せないところも少なくないようです。
「トイレを貸してないお店が多いので、トイレがあったらとりあえず行っておくといいかもしれないです」(韓国出身・20代)
「水圧が弱くてトイレットペーパーをトイレに流せないというのは、韓国に来た日本人が戸惑うと聞きます。日本はどこのトイレも綺麗で水圧を気にせず流せるのが羨ましい」(韓国出身・20代)
- 関連記事
- >>>紙、流さないで!日本人が海外でやりがちな「トイレ」でのNG行動
ひとりで外食できるの?
美味しい食事を楽しめる「外食」は、ときにリフレッシュにもなりますよね。日本にはさまざまな飲食店があり、立ち食い蕎麦やファストフード、おひとりさま専門店なども登場しています。そんなひとり需要の高い日本と比べて、韓国では基本的にひとりで外食をしないといわれています。
「韓国ではひとりで食事をすることが少ないので、日本でひとりご飯にハマりました!」(韓国出身・20代)
もともと韓国の飲食店では2人前〜料理が提供されることが多く、サムギョプサルやプデチゲといった日本でもお馴染みの料理も1人前から提供しているところは珍しいそう。そのためひとりで食事をするときは、食堂などで食べることが多いみたいですね。
日本に来て数年経った韓国出身の男性によると、母国と比べてひとりで食事しやすいことに驚いたのだとか。
「韓国では1人で外食している人がすごく少ない。そのため1人用メニューがあまりなくて行くお店が限られてきます」(韓国出身・20代)
ほかにも、ひとりでお酒を飲んだりする日本の文化にも感動したそう。都内の居酒屋で気軽にひとり飲みできることが嬉しいといっていました。最近では韓国でもおひとりさま需要が増えてきたみたいですが、まだまだ日本のほうが多いみたいですね。