外国人が「信じられん!」と驚いた、日本のカルチャーとは?
7.なぜお正月に特別な料理を食べるの?/アメリカ出身etc…
先ほどは日本ならではの年末年始の過ごし方に驚いた、という声がいくつか聞こえてきましたが、みなさん「お正月グルメ」に興味津々な様子。
「日本では年越しそばを食べたり、おせちを食べたりしますが、アメリカでは食べ物にこだわりがないです。新年だからといって、特別な料理は食べません」(アメリカ出身)
「大みそかに、妻の実家に泊まりに行きました。夕ご飯を食べたあとに、みんなが年越しそばを食べていて驚きました。はじめて食べましたが、おいしくてそれからそばやうどんが好きになりました」(スペイン出身)
8.グルメ情報が多すぎ!/フランス出身etc…
お正月料理のように季節によって食べるものが異なるのも、各国の食文化の特徴としてあげられます。
海外と日本を比べてみると、母国と食材が違うのはもちろん、調理方法や味付けまでオリジナリティにあふれていますよね。ただ、来日した外国人によると「日本はグルメ情報が多い!」と思うことがあったそう。
「グルメ雑誌に食べ歩きのテレビ番組、旅行情報誌までグルメ、グルメ、グルメ…!ご当地メニューが充実していたり、多くのお店が毎月新メニューを考案したり。レストランも多いし、どこにいってもクオリティが高かったのは驚きました」(フランス出身)
「グルメ番組が多いイメージがあります。お昼も夜も、美味しそうなグルメに関する番組をよく見かけます」(アメリカ出身)
日本では、バラエティからドラマまで多くのグルメ番組が放送されています。テレビだけでなく、動画サイトやSNSなどでもグルメ情報が目に入ることがありますよね。しかし、これは海外からすると珍しいこと。
例えば、イギリスではアマチュア料理人が競い合う「ブリティッシュ ベイクオフ」、アメリカでは料理ど素人が参加する「パーフェクト・スイーツ」のような、ショー感覚で楽しむ番組が人気を集めています。
なので日本のように食べ歩きや新作メニューの食べ比べといった、「食べる」専門の番組はあまり放送されていないみたいです。