極上グルメに天然温泉、世界初のDMV体験も!徳島南部の本気が凄すぎる
「四国のチベット」と呼ばれる限界集落にオープンした「未来コンビニ」
徳島市内から車で約2時間半の場所に、「四国のチベット」とも呼ばれる人口1,000人足らずの限界集落である那賀町木頭(きとう)地区(旧木頭村)があります。
この地区に“買い物難民”である住民を救おうと、コンビニエンスストア「未来コンビニ」が、2020(令和2)年4月にオープンしました。
木頭地区の特産品は、よい香りと強い酸味が特徴の「木頭ゆず」です。その“ゆず畑”をイメージしたという近未来的なデザインは早速、国内外から高い評価を受け、地元の人々はもちろん県外から多くの利用客が訪れています。
未来コンビニの名称は、未来を担う子どもたちのためにという考えに基づき、子どもが将来の可能性や選択肢に興味を持つきっかけになってほしいことに由来するとのこと。
店内では、日々の食料品や日用品をはじめ、木頭ゆずを使った加工品をはじめとしたお土産に最適な商品も数多く並んでいます。
店内の「YUZU CAFE」では、木頭ゆずを使用した「ゆずショット一番搾り」や、「なかほら牧場のソフトクリーム」などを、座ってゆっくり味わえます。
観光パンフレットなども置いてあり、ドライブ途中に立ち寄るのにもおすすめです。
- 未来コンビニ
- 徳島県那賀郡那賀町木頭北川いも志屋敷11-1
- 定休日:木曜(※変更となる場合があります)
- 8:00~19:00
- 公式サイト
「inBetweenBlues」で青い海と空を眺めながら、徳島伝統の「藍染め」体験
徳島の伝統工芸、その1つである「藍染」(阿波藍)は、深く鮮やかな青の美しさから“JAPAN BLUE”と呼ばれ、世界に知られる日本ならではの色です。
海陽町の太平洋に面した海のそばにある「inBetweenBlues」では、藍染めや食藍が体験できます。
藍染め体験はまず、オーナーの阿波藍プロデューサーから天然の藍染めに関するレクチャーを受けた後、実際にハンカチなどで藍染めを行います。
美しい海と空を眺めながら体験する藍染めは、なかなか格別なものがあります。
また、併設のカフェでは、海陽町産のオーガニック天然藍「海部藍」の葉や種を使った「藍茶」やスイーツなどを味わうことできます。
藍には高い抗酸化作用があるとされ、徳島では昔から薬草として取り入れられてきました。ショップでは、藍染めのTシャツや陶器、ベビー用品なども販売しています。
- inBetweenBlues
- 徳島県海部郡海陽町宍喰浦松原216-3
- 0884-70-1488
- 定休日:不定休
- 完全予約制につき要問合せ
- 公式サイト
レトロ商店街にオープンした「CAFE and BAR Nuun」で「食藍」体験
伝統の藍を食べる「食藍」の文化が根付く徳島で、気軽に食藍が体験できるカフェがあります。
JR阿南駅近くのレトロな商店街にある「CAFE and BAR Nuun」は、もとは薬局と本屋だった廃ビルをリノベーション。
1階がカフェと子育て支援スペース、2階がコワーキングスペースとなっています。3階にゲストハウスも開業予定とのこと。
カフェは、旅行者でも気軽に立ち寄りやすい雰囲気です。藍にハーブの一種であるバタフライピーをブレンドした「藍茶」や、徳島らしい「すだちケーキ」などがおすすめ。
特に藍茶はレモンを加えるとお茶の色がだんだん変わっていく様子も楽しめ、とてもフォトジェニックです。広々とした居心地のいい空間で、つい長居してしまいたくなります。
- CAFE and BAR Nuun
- 徳島県阿南市富岡町今福寺49-10
- 080-3169-2845
- 定休日:火曜
- 11:00~16:00、18:00~22:00
- 公式サイト