【2022】 晩春を彩る可憐な花〜京都のツツジの名所14選~
桜のシーズンが終わってもまだまだ華やかな京都。次は晩春を彩る可憐な花ツツジの見ごろが訪れますよ~。ツツジは古くから日本人に愛されている花で、ヤマツツジやモチツツジ、サツキなど約17種が自生するといわれています。
今回は、京都府内にあるツツジの名所を地域別にご紹介。 同じ花でも咲く場所でこんなにも雰囲気が変わるんだ! と驚かされますよ。
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください
・屋外の活動も慎重にしてください
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください
〈海の京都〉久美浜湾の絶景とミツバツツジに美惚れる
東山公園@京丹後市
例年の見ごろ:4月上旬~中旬
毎年4月には全山にミツバツツジが咲き誇る東山公園。こちらは京丹後市のミツバツツジの名所として知られています。
頂上広場の展望台から眺める久美浜町のシンボル「かぶと山」や、鏡のように水面に映る空が美しい久美浜湾の眺望はとってもロマンチック。落ち着いた雰囲気のためデートにもおすすめのスポットです。
<周辺立ち寄りスポット>
・豪商稲葉本家
・如意寺
・かぶと山展望台
■■INFORMATION■■
東山公園
住所:京都府京丹後市久美浜町十楽
TEL:0772-72-6070(京丹後市観光公社)
時間/入園:見学自由
アクセス:京都丹後鉄道「久美浜」駅から徒歩15分
<海の京都>境内がピンク色に! 海を眺める5,000株のミツバツツジ
如意寺@京丹後市久美浜町
例年の見ごろ:3月30日~4月20日ごろ
穏やかな久美浜湾のすぐ目の前に立つ如意寺は、「海の見える祈願寺」「花の寺」として年間約7万人の参拝客が訪れる京都北部の古刹です。境内の山にはご住職が手入れする回遊式の遊歩道があり、山の中を散策しながら四季折々の花を観賞できます。
中でも春、約5,000株ものミツバツツジにシャクナゲなどが咲き誇ると境内が瑞々しいピンク色に染まり、それはそれは美しい光景になるんです。この後はヒラドツツジやレンゲツツジ、山法師、沙羅、笹百合に山野草などが次々と咲き、お寺は花の楽園に。
<周辺立ち寄りスポット>
・豪商稲葉本家
・東山公園
・かぶと山展望台
■■INFORMATION■■
如意寺
住所:京都府京丹後市久美浜町1845
TEL:0772-82-0163
拝観時間:8:00~17:00
拝観料:無料
アクセス:京都丹後鉄道「久美浜」駅から徒歩15分
〈海の京都〉東舞鶴エリア随一の総合公園を染め上げる圧巻のツツジ
東舞鶴公園@舞鶴市
例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬
なだらかな丘陵地に広がる東舞鶴エリア随一の規模を誇る総合公園「東舞鶴公園」を取り囲むように植えられた舞鶴市の市花・ツツジは圧巻の約25,000本。
赤やピンク、白色など色鮮やかな花をつけたツツジが満開を迎え、公園がもっとも華やかに彩られるころに例年「舞鶴つつじ祭」を開催、その会場となり多くの市民で賑わいます(※2022年の開催は中止、例年は5月4日開催)。
また丘の頂上に上ると、東舞鶴市街の向こうに舞鶴東港や舞鶴湾を遠望することも。一見の価値ありです。
<周辺立ち寄りスポット>
■■INFORMATION■■
東舞鶴公園
住所:京都府舞鶴市行永
TEL:0773-75-8600(舞鶴観光協会)
時間/料金/休み:見学自由
アクセス:JR「東舞鶴」駅から京都交通バスで10分、「丸山口」バス停下車徒歩20分
<海の京都>天橋立と朱色の鳥居、ミツバツツジの競演
獅子崎稲荷神社(天橋立雪舟観展望休憩所)@宮津市
例年の見ごろ:4月中旬
天橋立は見る方向により、その眺望に呼び名が付いていますが、室町時代の水墨画家・雪舟が描いた国宝『天橋立図』(京都国立博物館藏)によく似た景色が眺められることから「雪舟観」と呼ばれているスポットがあります。
この素晴らしい景色が眺められるのは獅子崎稲荷神社の鳥居を抜けた先にある天橋立雪舟観展望休憩所。朱色が美しい鳥居周辺には約1,000本のミツバツツジが群生し、濃いピンク色のツツジと天橋立、両方の壮大な景色が大満喫できます。
<周辺立ち寄りスポット>
■■INFORMATION■■
獅子崎稲荷神社(天橋立雪舟観展望休憩所)
住所:京都府宮津市獅子崎
TEL:0772-22-8030(天橋立駅観光案内所)
参拝時間:境内自由
アクセス:京都縦貫自動車道「宮津天橋立」ICから車で約10分
〈海の京都〉今では3万株に!宮津藩主が植えたとされる歴史あるミツバツツジ