まだ美容整形が当たり前じゃないの?韓国人が日本で衝撃を受けたこと

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2022/04/13

美容大国といわれる「韓国」。コスメをはじめとした美容アイテムは日本でも親しまれており、各コンビニでも韓国の美容パックを見かけるほど身近ですよね。

そんな韓国ですが「美容整形大国」といわれるほど、美容整形を取り入れる人が多いといわれていますが、実際にどうなのでしょうか。

今回は複数名の韓国出身の皆さんに、韓国のリアルな美容整形事情についてお話を伺ってみました。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

日本ではまだ「美容整形」は隠すもの?

image by:AsiaTravel/Shutterstock.com

美容整形がとても身近といわれる韓国。日本でもテレビCMなどで美容クリニックの広告を見かけることが増えましたが、お話を伺うとやはり韓国のほうが浸透しているようです。

日本と比べると美容整形のハードルが低く、整形した人に対しても寛容的。そして隠すわけではなく、日常会話的に整形について話されることも珍しくないのだとか。

image by:Sorbis/Shutterstock.com

「韓国では美容整形後のサポートグッズが普通に薬局で売ってあります。日本に来てそういったグッズをまったく見かけないのでかなりびっくりしました」

「日本では、美容整形したことをなるべく隠しているような気がします。韓国ではあまり隠さないので、普通に友だちに『したよ』っていうこともありますね」

「韓国では普通に美容整形をしたり気軽にホクロを取ったりするので、日本で『あの子は整形だよ』などという会話を聞いて驚いたことがあります」

術後に必要なグッズが薬局ですぐに購入できるのは便利ですよね。もちろん美容クリニックによりますが、美容整形の価格についても日本より安価といわれています。


さらに術後のダウンタイム中でも、クリニックが集中しているエリアなどでは、買い物などを楽しむ人も当たり前のように見かけるそう。これは日本と大きな違いかもしれませんね。

韓国人はニキビができたらすぐ病院へ行く

image by:Ki young/Shutterstock.com

そもそも韓国人にとっては、病院自体が非常に身近なよう。皮膚科などにも気軽に通うそうで、ニキビや吹き出ものができたときは、すぐさま病院にかけこむことが常識とも教えてくれました。

「ニキビができたらすぐに皮膚科にいきます。専門家に相談するのが一番だと思います」

韓国でも日本と同じように健康保険に加入し、充実した医療を受けることができます。ただ、少し違うのは韓国人は風邪をひいたらすぐに病院へ行くということ。

それは皮膚科も例外ではありません。日本の場合、もしニキビができて病院へ行ったとすると、薬を処方してもらい、数日間かけて治療していくことが多いですよね。

しかし、韓国では即効性のある注射治療が行われるのだとか。病院へ行くとすぐに治るため、風邪でもニキビでも気軽に行く人が多いんだとか。

韓国で「二重整形」は美容整形じゃない?

イメージです。image by:Shutterstock.com

美容整形といえば、さまざまな施術箇所があります。目、鼻、口、アゴ、身体の各所などなど。もちろん箇所によって施術内容や費用、ダウンタイムの期間も変わってきます。

そんななか、韓国でよくいわれているのが「目の二重整形は美容整形に入らない」ということ。

日本では一般的に美容整形としてカウントされる二重整形ですが、韓国ではアゴの手術といった全身麻酔を使うような施術から、美容整形としてカウントされるのだとか。それほどまでに身近で手軽に美しくなりやすいということなのかもしれません。

 「日本は医療技術が進んでいて、医療に対する国民意識も高いイメージでした。でも美容整形に関してはそうではないようですね。『周りに内緒で美容整形について教えてほしい』という日本人女性の友だちも多くて、当たり前のことじゃないんだなと驚きました』

また、韓国と日本では美容整形に対する意識の違いがあげられます。

どちらかというとなりたい顔に近づけるために美容整形を取り入れる人の多い日本ですが、韓国ではいまの自分の顔にあわせて美容整形をするという考えの人が多く、少し変えてもっと美しく見せるためのものという意識が強いそう。

何が似合うのか、どうすればいまをいかせるか、といったポイントに重点を置く人が多く、基本的に自分の顔に合わせた美しいパーツを作りたいと考える人が多数のようですね。

このように同じ美容整形ひとつに注目してみても、身近さや意識の違いがある様子。もちろんどの国の考え方が正解というものはありませんが、あらためてその国ならではのカルチャーに触れてみると、面白い発見があるものですね。

今後、海外旅行に出かけられるようになった際には、その国の文化を知っておくだけで楽しみも増えるはずですよ。

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元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

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