ハワイの絶景を国内で。車なしでも海外気分が味わえる福岡県「糸島」

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2022/05/11

輝く海に白い砂浜のビーチリゾートであり、日本人から絶大な人気を誇る海外旅行先といえば「ハワイ」。毎年多くの人が足を運んでいたものの、昨今では以前より海外旅行が難しい事態に。ハワイの暖かな空気が恋しいというかたも多いのではないでしょうか。

そんななか、注目を集めているのが「まるでハワイ!」と絶賛されている福岡県「糸島」です。国内にいながらにしてハワイ気分をたっぷりと味わえる、見事な光景が広がる糸島の魅力について、早速チェックしてみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

壮麗なビーチリゾートも!日本のハワイ「糸島」

image by:Shutterstock.com

九州最大の繁華街を擁し、ビジネスや遊びの重要な拠点である福岡県。博多や天神など国内旅行先として人気の高い街が点在し、グルメの名所も数多く集結。楽しみに事欠かない場所として、常ににぎわいを見せています。

そんな福岡県で最も西に位置しているのが、今回の舞台となる「糸島」です。古代の歴史書『魏志倭人伝』では「伊都国」として登場していたり、弥生時代のものとされる「平原遺跡」からは国宝が出土していたりと、由緒正しい土地でもあります。

糸島がにわかに注目を集めるようになったのは、その景色の見事さから単なる絶景というだけでなく、空気感や雰囲気があの「ハワイ」そのものだという声が上がるようになり、いまや「日本(福岡)のハワイ」と呼ばれるほど、存在感を増しているのです。

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広々とした浅瀬が約1.1kmに渡って広がり、弓状に湾曲している砂浜「姉子の浜」をはじめ、どのビーチや海水浴場もハワイ級に美しいのが特徴。姉子の浜に積もる砂は、歩くと音が聞こえる「鳴き砂」ということからも、その綺麗さがうかがえます。

海岸線をさらに彩っているのが、個性豊かなカフェやレストランなど、ビーチらしさ満点の飲食店たち。驚くほどオシャレなカフェから、日本らしい「海の家」感がたまらないお店までそろい、ハワイと日本のビーチ気分を同時に味わうことができます。

エメラルドグリーンの海が壮麗な日中もさることながら、糸島がその本領を発揮するのはサンセットタイム。輝く夕陽があらゆる名所を鮮やかなオレンジ色に染め、絶景に次ぐ絶景に包まれます。

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なかでも、標高約244mほどの山「火山(ひやま)」からの眺めは大評判。ハワイの名所「ダイヤモンドヘッド」を彷彿とさせるような光景が眼前に広がり、思わず日本にいることを忘れてしまうひとときを堪能することができます。


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レストランやカフェが数多く点在し、ドライブスポットとしても人気なのが、その名も「サンセットロード」。ここには、2つの巨岩が太いしめ縄で結ばれた「夫婦岩」のある「二見ヶ浦」が。夕暮れの風景は「日本の夕陽百選」にも選出されるほどの美しさです。

糸島の絶景に出会うためのベストな時間は?

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グルメや水上アクティビティが充実しているため、どの時間帯に訪れても楽しめる糸島。しかし「ハワイ」らしさをより感じられる瞬間といえば、快晴の日中夕暮れ時といえるのではないでしょうか。

キラキラと輝く水面と、九州地方らしい鮮やかな青い空にヤシの木がそびえる光景は、まさにハワイそのもの。ちょっぴり傾いているヤシの木を使用して巨大なブランコを作り上げた「ヤシの木ブランコ」は、晴れた日にこそ体験したい乗り物です。

そして、糸島の神髄を感じたいかたは迷わずサンセットタイムを狙うべき。燃えるようなビーチに感じるハワイらしさはもちろんのこと、古代日本の時代から神聖な土地としての伝承が多いことも加わり、荘厳な空気も漂います。

糸島へのおすすめアクセス方法は?

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近年では移住先としても大きな注目を集めているという糸島。その理由がアクセスの良さに隠されています。なんと、福岡空港から車や電車で約30分ほどと非常に素早く到着することができるのです。

電車を使用する場合、乗り換えなしで空港まで1本、およそ45分ほどというのも魅力。約30分で福岡県の中心地に出られるという、思わず足を延ばしたくなる好ロケーション。訪れる予定がなかったというかたでも、思わず立ち寄りたくなってしまいますよね。

県民の方々からも熱い注目を集め、「日本のハワイ」という評判をますます高めている糸島。ビーチリゾートとしての魅力はもちろん、史跡や名所も数多く点在しています。歴史ある海の街へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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