いくつ集められる?京都府のお城×御城印全19種

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2022/05/18

交通の要所として栄えた城

中畑城跡@京丹波町

image by:京丹波町観光協会

南北朝時代に建てられたとされる「中畑城」。北市ノ正(きたいちのかみ)による築城と考えられていて、血筋を辿ると『平家物語』で有名な那須与一の末裔とされるのだとか!中畑城は、京都と丹後、氷上方面を結ぶ交通の要所として機能していたようです。

中畑城御城印/300円

御城印は須知城と同様に京丹波町観光協会で購入できます。こちらは「北」一文字とシンプルな家紋。実は北氏の家紋は不明で、子孫の方が使われている「丸に北文字」なのだそう。

中畑城の主郭跡は見晴らしもよく、ベンチも配されているのでゆっくりと景色を楽しめますよ。

■■INFORMATION■■

中畑城跡
住所:京都府船井郡京丹波町口八田
電話:0771-89-1717(京丹波町観光協会9:00~17:00)
販売場所:京丹波町観光協会
京丹波町の観光情報発信サイト

「ドッコイセ♪」でおなじみのお城へ

福知山城@福知山市

image by:森の京都DMO

お城ファンの中でも人気が高い「福知山城」は、明智光秀が丹波平定の折に築城しました。堂々たる存在感を放っていますが、当時から残るものは石垣と銅門番所(あかがねもんばんしょ)のみで、そのほかは廃城令によって解体されてしまいました。現在の天守閣は「瓦一枚運動」など、市民の熱意で1986(昭和61)年に再建されたものです。

福知山城御城印/300円

福知山城の御城印は、天守閣でいただけますよ。中央の「福知山城」の文字は古文書からとっているのだとか。天守閣の中は展示室になっていて、明智光秀や福知山城に関する資料を見ることができます。貴重な資料とともに福知山城の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

福知山城を徹底解剖した記事はこちら↓

福知山城の5つの魅力を徹底解剖 墓石などを使った石垣とは?


■■INFORMATION■■

福知山城
住所:京都府福知山市字内記5
電話:0773-23-9564
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館:火曜(祝日の場合は開館、翌日休み)
料金:大人330円/小中学生110円
販売場所:福知山城天守閣受付(9:00~16:30)
福知山城ホームページ

福知山の町を一望できる城山公園

猪崎城跡@福知山市

image by:福知山市観光協会

福知山市の三段池公園内にある「猪崎城跡」は、塩見利勝が築城したお城です。その後、息子である家利が城主となりましたが、1579(天正7)年に明智光秀の侵攻が迫ってくると、家利は城に火を放ち討死したと伝わっています。

現在は城山公園として整備され、曲輪跡や土塁などを見ることができます。主郭跡の広場は標高65mあり、福知山城を眼下に見ることができますよ。

猪崎城御城印/300円

猪崎城の御城印は、光秀の「水色桔梗紋」と、塩見氏の「三階菱」をデザイン。販売場所はJR福知山駅(北口)にある福知山観光協会と、ゆらのガーデン内にある福知山城おみやげ処です。

■■INFORMATION■■

猪崎城跡
住所:京都府福知山市猪崎
電話:0773-22-2228(福知山観光協会)
販売場所:福知山観光協会(9:00~18:00)


菩提寺とあわせて周ってみて!

河守城跡@福知山市

image by:福知山市観光協会

河守城(こうもりじょう)は、新治(にんばり)利照によって築かれたと伝わるお城です。約200年の間、新治氏の居城でしたが、上原氏・物部氏に滅ぼされた後は上原氏が城主として住んでいました。丹波平定後は、福知山城から天橋立に向かう光秀と細川幽斎・忠興親子が途中で立ち寄ったと伝わっています。

浄仙寺image by:福知山市観光協会

城址への登山口は、新治氏の菩提寺でもある浄仙寺の裏側にあります。比較的きれいに保存されていて、土塁や切岸が見られますよ。

河守城御城印/300円

御城印にデザインされているのは新治氏の家紋「笹竜胆(ささりんどう)」。こちらも、猪崎城の御城印同様、福知山観光協会と福知山城おみやげ処で購入できます。

■■INFORMATION■■

河守城跡
住所:京都府福知山市大江町河守
電話:0773-22-2228(福知山観光協会)
販売場所:福知山観光協会(9:00~18:00)

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