いくつ集められる?京都府のお城×御城印全19種

Array
2022/05/18

光秀の娘・ガラシャと細川忠興が過ごしたお城

勝龍寺城@長岡京市

JR長岡京駅から10分ほど歩いたところにある勝龍寺城は、光秀の娘・ガラシャ(玉)と夫である細川忠興が過ごしたお城です。2人は1578(天正6)年に結婚、婚礼の儀をこの地で行い2年ほど住んでいました。

現在は勝竜寺城公園として整備され、毎年11月の第2日曜日には、玉の輿入れ行列を再現した「長岡京ガラシャ祭」が開催されます。公園内には「勝龍寺城歴史ミュージアム」があり、光秀とガラシャ、細川藤孝・忠興にまつわる物語を映像やパネルで見ることができますよ。

左:細川ガラシャ版300円/右:細川藤孝書状版300円

勝龍寺城の御城印は、長岡京市観光案内所(阪急長岡天神駅西口)、長岡京市観光情報センター(JR長岡京駅西口バンビオ1番館2階)、長岡京@Navi(阪急西山天王山駅東口)で購入できます。また、土・日・祝日は勝竜寺城公園でも販売していますよ。

御城印は2種類あり、どちらも細川家の家紋「九曜紋」をデザイン。また、細川ガラシャ版の文字は勝龍寺住職の筆を、細川藤孝書状版は、藤孝(忠興の父)の書状の文字をもとにしています。

さらに、6月には第3弾となる明智光秀版の御城印が登場予定!明智家の「桔梗紋」と、山崎の戦いに敗れた光秀が脱出に使ったと伝わる勝龍寺城北門の石垣をデザイン。文字は地元の立命館高校の生徒の筆を使用しています。ぜひ現地で確認してみてください。

■■INFORMATION■■

勝龍寺城(勝竜寺城公園)
住所:京都府長岡京市勝竜寺13-1
電話:075-955-9515(長岡京市商工観光課)
時間:9:00~18:00(11~3月は~17:00)
料金:無料
定休日:12月28日~1月4日
販売場所:長岡京市観光案内所など(9:00~17:00水曜休※4・5・6・11月は無休)

細川家・京極家・牧野家の家紋を印す御城印

田辺城@舞鶴市

image by:田辺城資料館

舞鶴市にある田辺城は、1582(天正10)年の本能寺の変後に細川幽斎が隠居場所として築城したお城です。幽斎が居城とした後も、京極氏や牧野氏が住まい、約290年間使用されていました。1873(明治6)年に廃城され、現在は本丸付近が舞鶴公園として整備されています。

田辺城御城印300円image by:田辺城資料館

田辺城の御城印がこちら。左上は牧野氏の家紋「丸に三つ柏紋」、右上が京極氏の家紋「隅立四つ目紋」、左下と右下はそれぞれ細川家の家紋で、「桐紋」「九曜紋」がデザインされています。中央は、舞鶴公園内に復元された、田辺城の二層櫓。


御城印に4つも家紋が描かれているのはレアかもしれませんね。

■■INFORMATION■■

田辺城(田辺城資料館)
住所:京都府舞鶴市字南田辺15-22
電話:0773-76-7211
料金:200円
定休日:月曜(祝日の場合は翌々日休)/祝日の翌日/年末年始
販売場所:田辺城資料館(9:00~17:00※最終入館16:30)
舞鶴市ホームページ

徳川幕府の始まりと終わりを見届けたお城

元離宮二条城@京都市

image by:二条城事務所

京都市内にあり、超人気観光スポットとして有名な「元離宮二条城」。ここは、1603(慶長8)年に徳川幕府初代将軍家康が京都御所の守護と将軍上洛の宿所として築城しました。3代将軍家光の時代に、後水尾天皇行幸に伴い、大拡張・大改修を行い、ほぼ現在の規模になりました。

そして時は流れ1867(慶応3)年、15代将軍慶喜は大広間で大政奉還の意思を表明しました。徳川家の栄枯盛衰と日本の歴史の移り変わりを見守ってきた二条城は、一度は訪れたいお城です。

左:入城記念符(通常版)300円/右:限定版入城記念符500円

二条城の入城記念符(御城印)は、城内にある京都市観光協会二条城売店で購入できます。中央に葵の紋を据えたシンプルなデザインですが、歴史の大舞台でもあり、世界文化遺産でもある重みが感じられます。

ちなみに、この通常版のほかにも、季節によって限定版が販売されています。写真は2022年の限定で、竹林群虎図をモチーフに家紋が銀でデザインされています。

image by:京都市観光協会

また、お寺や神社の御朱印と御城印を分けたい!という人にはこちらもおすすめ。二条城御城印帳(2,860円)は『虎図』をモチーフにした装丁で、御城印を貼らずに収納できるポケットタイプです。たくさんのお城をめぐったら、御城印も大事に収納しましょう。

■■INFORMATION■■

元離宮二条城
住所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
電話:075-841-0096(元離宮二条城)/075-811-0128(二条城売店)
時間:8:45~16:45
料金:二条城入城は1,030円(令和4年6月1日以降は1,300円)
定休日:12月29~31日※二の丸御殿は1月・7月・8月・12月の毎週火曜/12月26~28日、1月1~3日が観覧休止日
販売場所:京都市観光協会二条城売店(元離宮二条城大休憩所内)
ホームページ

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
いま読まれてます

京都をすみずみまで、歩いて食べて見て体験!
「KYOTO SIDE」は、観光、グルメ、イベント情報など、まだまだ知られざる京都府の魅力や情報を発信し共有していく地域情報発信WEBサイトです。

WebSite

エアトリ 100%、ピュアです。初体験が詰まった「ニュージーランド旅」が最高な理由
いくつ集められる?京都府のお城×御城印全19種
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます