【京丹後市】昭和レトロ薫る京都の通な純喫茶巡り

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2022/06/01

アンティークに囲まれたレトロ過ぎる空間

SILKROAD/京丹後市大宮町

山陰近畿自動車道京丹後I.C.から車で約3分。大宮織物ホールの1階にあるSILKROAD(しるくろーど)は、同ホールができた1972(昭和47)年と同じ年に開業。今年、創業50年になる老舗の純喫茶。ツタのからまったお店の外観からも歴史の長さを感じさせます。

店内は、まるで時が止まったかのような空間。窓から注がれる自然光がなんとも言えないレトロな雰囲気を演出します。

まず目に入るのが、バラのデザインがあしらわれた天井の装飾。「でも、お客さんにはあまり気づかれていないみたいで、10年に1回褒めてもらいます(笑)」(店主の田中豊さん)。

自然光が差し込む店内は、時の流れが育んだ奇跡ともいえる空間が広がり、その美しさに思わずうっとり。いつまでも過ごしていたい気持ちにさせてくれます。

レトロな雰囲気の空間づくりに一役買っているのが、店内にところせましと並べられたアンティークの数々。ほとんどが常連のお客さんなどからいただいたものなのだそうで、骨董品のカメラやタイプライターが並ぶこちらのショーケースも、不要品のピアノをリメイクしたものだということです。

他にも、鏡や照明やアートワーク、年代物の時計や扇風機といったレトロなアイテムが並び、独特な空間を創り上げています。

店内は、大きく3つの空間に分かれており、こちらは元々キッチンだった空間をリノベーションしたエリア。淡いブルーの壁とかわいい人形が並ぶケース、テーブルや椅子のすべてが完璧ともいえるバランスを保ち、レトロな空間を形作っています。

創業から50年。これまでたくさんの常連客に支えられてきたSILKROADを象徴するのが、気品あふれる棚にズラリと並ぶコーヒーカップの数々。

これらはすべて、常連客が自ら持ち込んだりお店の方に用意してもらったりしたものなのだとか。すでに亡くなられている方のカップも大切に並べているそうで、お店と常連客との絆を感じさせます。


さて、そんなレトロ感満載の空間で味わえるのが、自家製にこだわったストロベリーパフェ(750円※7~8月は販売休止)。たっぷりのイチゴと生クリーム、メロン味のゼリーがなんとも美しいバランスを描いているじゃないですか。イチゴ味のポッキーが添えられているのもにくいポイントですね。

自然光が差し込む空間で撮れば、なんともフォトジェニック!

また、ご飯系メニューも充実しているのが、SILKROADの大きな魅力。ピラフをはじめ、オムライスやスパゲッティ、ハンバーグなど、味もボリュームも満点なメニューが盛りだくさんで、どれにしようか迷ってしまいます。

今回は、人気のオムライスのなかから、ホワイトソースがかかったオムライス(950円)をオーダー。

くるんとまかれた卵の中には塩味のきいたピラフがギッシリ!ホワイトソースとピラフって想像以上に合うんですね。「たまらん!うまうま!」と思わず叫んでしまいます!

国道312号線沿いのアクセス便利な場所にあり、丹後半島の観光ついでに寄りやすいSILKROAD。ぜひこの奇跡ともいえる空間と美味しいご飯やスイーツに酔いしれてみてください。

■■INFORMATION■■

SILKROAD(しるくろーど)
TEL:0772-68-0475(店主:田中豊、美佐子)
住所:京都府京丹後市大宮町周枳1
営業時間:9:00~21:00
定休日:不定休

公式ホームページ

  • source:KYOTO SIDE
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