北陸の絶景もグルメも楽しめる。石川&富山の人気「観光列車」4選
一万三千尺物語
車内から見える絶景、美味しい料理に美味しいお酒と鉄道好きのあいだで大人気の観光列車が「一万三千尺物語」です。
この「一万三千尺」とは4,000mのこと。富山は3,000mの「立山連峰」と、深さ1,000mの「富山湾」を持つ土地なので、それにちなんで名付けられたそうです。
富山湾の海の幸を味わいながら山の景色を眺める、富山ならではの観光列車です。
立山連峰と富山湾をイメージした外観
「一万三千尺物語」は、立山連峰と富山湾をイメージしたさわやかな外観。薄い水色の車体に描かれた立山連峰と大きなロゴマークが特徴です。
車内はボックス席とカウンター席があり、いずれも大きな窓のすぐそば。どこに席を取っても、景色がよく見えるとても素敵なレイアウトとなっています。車内は地元富山の氷見で育った「ひみ里山杉」が使われています。
東部をめぐる「富山湾鮨コース」
富山駅を出発し、富山県東部をめぐるのが「富山湾鮨コース」です。その名の通り食事は富山の新鮮な魚介を楽しめるお寿司がメインのコース。
実は「一万三千尺物語」は車内に厨房があるので、本当に握りたてのお寿司がいただけますよ。キッチンは2号車にあり、タイミングによってはお料理されている様子を見学することも可能。
泊駅で折り返すコースは約2時間。晴れていれば遠くに立山連峰を見ることができます。山を見ながら海の幸をいただく、一万三千尺の名前にぴったりのコースですね。
約2時間半の鉄道旅「懐石料理コース」
「富山湾鮨コース」とは異なり、富山駅から西へ進んで折り返すのが「懐石料理コース」です。
お料理は富山の有名なお料理屋、千里山荘の懐石料理。このお料理を食べるために乗車する方も多いのだそうですよ。
ホタルイカや白えび、バイ貝など富山ならではの食材がふんだんに使われた懐石料理は絶品!車内ではオリジナルのラベルが貼られた地酒なども販売されているのでお見逃しなく。
- 一万三千尺物語
- 公式サイト
魅力的な観光列車で鉄道旅を楽しもう
観光列車に乗車する、少し贅沢な旅。遠くから出かけるのはもちろんですが、地元の方でも十分に楽しめるのが観光列車の良いところです。
車窓から見える美しい北陸の景色は心に残ること間違いなし!おいしい食事を食べながら、電車に揺られる贅沢な時間を過ごす旅へ出かけてみましょう。
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