韓国ではなぜ「履かない」のか?日本とは微妙に違う一般常識
韓国のスリッパは、濡れていいもの
基本的に室内では素足で過ごす韓国人ですが、実はある場所ではスリッパを履くのだそう。それがトイレとお風呂なのだとか。
韓国ではトイレとお風呂が一緒になっているお家が多く、シャワーを浴びると床が濡れてしまうことも珍しくありません。そのあとにトイレを使用するとなると、足が濡れてしまいますよね。なので濡れないために、スリッパを置いているのだそう。
「日本では家の中でスリッパを履いてどの部屋にも行けますし、トイレで履き替えるお家もありますよね。だからどれがどのスリッパかわからなくて難しいと思ってしまった。あとどの部屋はスリッパOKで、どの部屋はNGなのかが分からず困ったことがある…」(40代男性)
このように韓国の家庭のスリッパは、基本的に濡れてもいいもの。そのため日本のスリッパは、一見すると「部屋用とトイレ用のどっちなのかがわからない…」といったこともあるみたいですね。
最近では、日本のマンションでも床暖房が設置されている物件を見かけるようになってきましたが、まだまだ寒い冬を過ごすときにスリッパは欠かせないなぁ〜と思う筆者です。
今回はスリッパを例に、韓国と日本のカルチャーの違いについてご紹介してきましたが、お互いの文化を知らなければ戸惑ってしまうこともあるはず。
今後、海外に出かけたときのためにも、知られざるその国ならではの文化を知って、理解を深めておきたいところです。
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