韓国人はみんな同じ日に歳をとる?日本にはない韓国の「当たり前」
非公式の車内販売
続いては、韓国の地下鉄で突如おこなわれる「車内販売」の話題。
「年配の男性や女性が、地下鉄の車両内を商品紹介しながら移動してる。声を上げて宣伝したり実演販売したりね。結構売れてるよ」(20代・女性)
公共のスペースで堂々と売ってるものの、車内販売は完全非公式。黙認されているのかもよくわからないところですが、意外と購入する人が多いそうです。
売っているものは、日用品や雑貨、健康器具など幅広いラインアップ。日によって取り扱い商品が異なるそうなので、当たり外れがあるかもしれませんね。
利用するか否は個人の判断ですが、あくまで非公式ショップであることを忘れてはいけませんよ。続いては、韓国の「交通機関」に関する文化の違いについて聞いていきましょう。
自転車乗りは命がけ!?
韓国は「歩行者優先」の日本と違って「車優先」が基本の交通ルール。歩行者に道を譲ってくれることはまずないので、自転車に乗るのも一苦労なのだそう。
「日本ではママチャリで道路を渡る光景をよく見ますが、韓国ではママチャリに乗ってる人をめったに見ない。安全とはほど遠いから子ども乗せてなんて走れないよ…」(30代・男性)
また、韓国は公共機関の利用料金やタクシーの運賃が安いのが魅力。交通費を節約する必要がないのなら、わざわざ自転車に乗る理由もないのかもしれませんね。
公共機関には「時刻表」がない
そんな韓国の公共機関には、乗り場に時刻表がないこともあるのだそう。
「バスは時刻表がないので、ネットで現在の運行状況を調べます。都市部では約5~10分間隔でバスがくるから、時刻表に合わせるというより、来たやつに乗ろうという感じ」(20代・男性)
同じく地下鉄にも時刻表はなく、数分間隔で走る電車に乗りこむシステム。本数が多いなら、時刻表がなくともなんら問題はありませんね。
このように日本と距離的に近い韓国ですが、意外にも日常生活には違いがたくさんあることがわかります。とくに上下関係や年齢の重ね方については、日本とは全く違うといっても過言ではありません。
もちろんほかにも私たちが知らない、韓国ならではのおもしろい文化はまだまだ隠されているはず。これからも新しい発見を探していきたいですね。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。