裏ピースで撮影NG!?外国人の前で絶対にやってはいけない3つのハンドサイン
「小指」だけを立てる
最後にご紹介するのは、とある意味を表すときに使うハンドサインについて。最近ではあまり見かけないかもしれませんが、一昔前の日本では小指を立てて、「恋人」や「パートナー」を意味するハンドサインとして使われていました。
しかし、このハンドサインは中国人の前では絶対にやっていけない行為になります。中国では、小指を立てる仕草は相手を侮辱する意味になるからです。
実は、中国では親指が「親分・ボス・立派な人」を表し、その反対に小指が「役立たず・小者・出来損ない」を表すのだそう。
日本では、「運命の赤い糸」が小指につながっているという言い伝えや迷信があるため、小指を立てる仕草は「恋人」を意味するジェスチャーとして認識されているのかもしれません。
ただし中国ではそのような意味にはならないため、小指だけを立てる仕草には注意しておきたいですね。
また、中国以外の国でもあまりよくないハンドサインとして認識されているケースがあります。それが、インドです。
インドでは、小指だけを立てるジェスチャーは、相手に対する怒りを表現する行為なのだとか。そのため中国だけでなく、インドでも小指を立てることは、相手に誤解を与えないためにも控えたほうがいいかもしれません。
ちなみにバングラデシュではトイレを意味するハンドサインらしく、小指だけを立てていると「トイレを探している」「トイレに行きたい」という意味になるみたいですよ。
このように日本では当たり前のように使われているハンドサインのなかには、外国人の前で絶対にやってはいけないものも少なくありません。
今回ご紹介した「ピース」や「裏ピース」、手のひらを上にむけるポーズなど以外にも、国によっては侮辱を意味するハンドサインやジェスチャーが存在します。相手に誤解を与えたり、傷つけてしまわないためにも知っておくといいかもしれませんね。
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