それ、当たり前じゃないから。中国人が日本でびっくりした日常生活の違い
でも、日本が羨ましいと思うことも?
中国では家族や友だちといる時間が多く、他人とのパーソナルスペースが近いという話もありましたが、もちろん人によって異なる様子。
来日した中国人のなかには、「日本はひとりでも気軽に行動しやすい」という意見もありました。
「中国ではレストランは大人数で行くので、気軽にひとりで行きづらいですよ。『一人専用席』が当たり前にある日本はとても進んでいると思います。ひとりで行動しやすいのがいいですよね」(中国出身・20代)
「日本人は初対面の人に対して必ず『敬語』で、しかも謙虚な姿勢で接してくれることがすごいと思います。中国だと初対面でも非常に馴れ馴れしくて、気後れをしてしまう人も少なくありません(笑)」(中国出身・30代)
「公共の場でのマナーに関していえば、中国ではよく喋る人が多いし、声が大きいので公共の場が騒がしいです。日本では大人がそんなに喋らないことにびっくり。電車の中とかとても静かですよね」(中国出身・40代)
「日本人は他人の気持ちなどにある程度、察する能力が高い。だからプライベートのことや人に聞かれたくないことなどの線引きができているのがすごい」(中国出身・30代)
このように中国では知らない人とでも気軽に話す人が多いみたいです。人懐っこく、誰かと一緒にいる時間も多いと教えてくれました。ただ、人によっては「日本はひとりで行動しやすい」という声も聞こえてきました。
日本でも人それぞれ違いがあるように、中国でも人によるのかもしれません。もちろんほかにもまだまだ知られざるカルチャーが隠れているはず。これからもお互いの知らない文化を再発見していきたいですね。
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