静岡の「伊豆半島」といえば、いわずと知れた観光名所です。関東地方からも訪れやすい美しい観光地である伊豆で、関東屈指のパワースポットといわれるのが「龍宮窟（りゅうぐうくつ）」です。

亀の背に乗り浦島太郎がたどり着いた美しい海の底の王宮、龍宮城を思い起こさせる美しい自然スポットは訪れるだけで運気がアップすると大人気。早速、同所の魅力についてご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

パワースポット「龍宮窟」はどんなところ？

海に囲まれた日本には、あちこちに海の力で生み出された絶景スポットがあります。伊豆のパワースポットである龍宮窟もそのひとつで、波の侵食によって生み出された海食洞（かいしょくどう）です。

洞窟とはいうものの、龍宮窟は天井にぽっかりと大きな穴があいた明るい場所。流れ込む海を切り取るようにぐるりと崖がそびえ、その先には空が見えるというとても不思議な空間なんですよ。

垂直に切り立った洞窟の上には緑が生い茂り、森なのか海なのか？と、疑問に思うほどの美しい世界が広がっています。2020年に発表されたミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの一つ星を獲得したため、これから観光客が増えるであろう注目のスポットです。

まるで『紅の豚』の世界にそっくり？

知る人ぞ知る絶景スポットである龍宮窟は、あのジブリ映画『紅の豚』に登場する、ポルコ・ロッソの隠れ家のモデルとなった場所と一部のファンの間でささやかれています。

もちろん、公式に発表されているわけではありません。公式でおおいに参考にしたと発表されているのが、「アドリア海沿岸」です。

あくまでも「龍宮窟がモデルになった」というのはウワサであり公式に発表されたわけではない。そう分かっていても、訪れてみると思い浮かべずにはいられないほど、そっくりな風景が広がっています。

ぐるりと壁に囲まれた小さな浜、人の侵入を阻むようにそびえる崖、青い海…。いまにもポルコ・ロッソがあの赤い飛行機に乗って現れそうな神秘的な雰囲気です。ジブリ好きにはたまらない場所です。

絶景スポットでラブ満タン！