日本に来た外国人が「めんどくさい!」と日常生活で感じたこと
銀行の通帳って必要?
最後にご紹介するのは、銀行の「通帳」について。日本では窓口で口座を開設すると、キャッシュカードだけでなく通帳も作りますよね。最近ではネットバンクの普及により、通帳が不要でウェブ上で気軽に確認することができます。
ただ、日本を訪れたニュージーランド出身者によると、銀行の窓口で「なぜ通帳を作らされるの…?」と疑問に思ったのだとか。
「日本はテクノロジーやインターネットが発達した先進的な国だというイメージを持っていました。学力も高いし、いろんなことをインターネットで処理しているんだと思っていました。でも銀行で通帳を作らされることにビックリ。なんだかアナログだなと思ってしまいました」(ニュージーランド出身)
なんとニュージーランドの銀行には通帳がないのだそう。振り込みや入出金の明細等はすべてウェブ上で確認を行うのが一般的。ちなみに希望者に限り、取引履歴のレポートを自宅まで送ってもらうことは可能なのだそう。
ただ、このニュージーランド出身者によると、通帳は不要と思いながらも「お年寄りなどのネットやスマホ操作に慣れていない人にとっては、通帳はとても便利なものなのかも」とコメントしていました。
たしかに全ての人がスマホの操作に慣れているとは限りませんよね。そう考えると少しアナログに感じる通帳かもしれませんが、多くの人の生活を支えているアイテムのひとつなのかもしれません。
このように来日した外国人の皆さんは、さまざまなカルチャーショックを受けながらも、日本での生活で新しい発見があった様子。もちろん母国で長く暮らしているとその生活に慣れているため、新しいことに戸惑うこともあるはず。だからこそ違いを知っていくのも、ひとつの楽しみなのかもしれないですね。
- image by:Yulia Grigoryeva/Shutterstock.com
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